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2005 年度 実績報告書

ドイツ語教育の到達目標としての通訳

研究課題

研究課題/領域番号 17520365
研究種目

基盤研究(C)

研究機関筑波大学

研究代表者

相澤 啓一  筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 助教授 (80175710)

キーワードドイツ語 / 通訳 / 翻訳 / 誤訳
研究概要

本研究は、1.「よい通訳」の条件となる「総合的テクスト能力」の理論的解明 2.「誤訳」・「誤解」のデータベース作成により「よい通訳」の基準を作成。3.専門単語リスト・データベースの構築 4.日独通訳者養成教育で開発されるさまざまな実践的教育方法の試み、をめざしている。平成17年度は、やや予定よりも歩みが遅かったのが残念ではあるが、これらすべての点について基礎的作業を進めてきた。具体的にはまず、ほぼ毎月一回のペースで通訳者養成コースでの実験授業や通訳シミュレーションを行い、それらを通じて失敗例や問題テクストの収集にあたった。さらに、膨大な専門単語リストのデータベース化を、試行錯誤しつつも、独自のサーバーの上に新たに構築し直す作業を進めているところである。ただし、収集単語の数だけは着実に増えつつあるが、(1)データの正確さを期す (2)巷間の通常の辞書とは異なる実践的な分野別データバンクの意義づけ (3)使いやすいインターフェースをたちあげる、(4)著作権をクリアーした形で公開する、といった作業に予想以上の時間がかかっており、昨年いったん公開したデータベースは現在は作業協力者内だけでのたたき台の形で限られたメンバー内でしか公開していない。これについては、継続的に平成18年度における再公開に向けて作業中である。そして、萌芽研究のときから積み重ねた研究成果は、研究協力者の支援も受けつつ、中間発表論文としてすでに原稿も集まりつつあり、平成18年度の早い時期に公刊できることを目指している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Die Rezeption der europaischen Musik in Japan2006

    • 著者名/発表者名
      相澤 啓一
    • 雑誌名

      文藝言語研究 49

      ページ: 27-50

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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