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2006 年度 実績報告書

オンライン型ドイツ語スピーキング練習・テストの開発とその評価管理システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 17520381
研究機関広島大学

研究代表者

岩崎 克己  広島大学, 外国語教育研究センター, 助教授 (70232650)

研究分担者 吉田 光演  広島大学, 大学院総合科学研究科, 教授 (90182790)
庄司 文由  独立行政法人理化学研究所, 次世代スーパーコンピュータ開発実施本部, 開発研究員 (60310504)
HARTING AXEL  広島大学, 外国語教育研究センター, 助教授 (80403509)
キーワードスピーキング / ドイツ語教育 / e-Learning / インターネット
研究概要

本研究の目的は、ドイツ語のスピーキングに特化した練習用課題と評価テストを開発・提供し、インターネットを通じてどこからでも解答を録音・転送できるようにするとともに、その結果を教員がブラウザー経由で研究室から簡単にソート、集計、管理、チェック、評価、フィードバックできる専用の課題提出用サイトと音声ファイル管理システムを開発・提供することである。
計画の2年目にあたる今年度は、初年度に引き続き、ドイツ語のコンテンツの作成に重点を置き、大学の一般教育における初級〜中級段階の2年間の平均的なドイツ語学習と並行して毎回の授業で利用可能なさまざまな難易度と形態のスピーキング用練習課題と評価テストの開発を進めた。具体的には、昨年度に作成した問題作成のガイドラインや語彙・表現・言語機能などをリストに基づき、初級用課題をほぼ作成し終えるとともに、中級用の課題の開発に着手した。
他方、音声ファイルの録音・転送・評価・管理システムの構築という面では、初年度に行った検討の結果、使用環境によって必ずしも安定的に音声入力ができるとは限らないコンピュータ端末からの入力方式を白紙に戻し、既存の音声サーバサービスと組み合わせることで、携帯電話から音声を入力させ、いったん音声サーバに登録されたデータをWWW上で利用するという形でシステムを組み立てる方向に方針を変更した。それにより、これまでの、システムを再度組み直すことになり、システム構築は予定より遅れることになった。なお、この部分の遅れを取り戻す作業が、次年度の中心課題となる。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 日本の大学における初修外国語の現状と改革のための一試案 -主に、ドイツ語教育を例にして-2007

    • 著者名/発表者名
      岩崎克己
    • 雑誌名

      広島外国語教育研究 10

      ページ: 57-83

  • [雑誌論文] Hoeflichkeit in deutschen und japanischen Bitten : ein Forschungsueberblick2007

    • 著者名/発表者名
      HARTING AXEL
    • 雑誌名

      広島外国語教育研究 10

      ページ: 109-126

  • [雑誌論文] Klassifikatoren im Japanischen und Deutschen-Eine kontrastive Analyse2007

    • 著者名/発表者名
      Mitsunobu Yoshida
    • 雑誌名

      Neue Beitraege zur Germanistik 2006・5・3

      ページ: 29-46

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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