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2005 年度 実績報告書

遠隔通信とe-learningを組み込んだスペイン語教育用教材研究

研究課題

研究課題/領域番号 17520388
研究機関愛知県立大学

研究代表者

堀田 英夫  愛知県立大学, 外国語学部, 教授 (90128637)

研究分担者 糸魚川 美樹  愛知県立大学, 外国語学部, 非常勤講師 (10405152)
塚原 信行  愛知県立大学, 外国語学部, 非常勤講師 (20405153)
キーワード外国語 / 教育工学 / スペイン語 / 遠隔通信 / e-lerning / 国際情報交換 / スペイン
研究概要

スペイン語教育の効率化・達成度向上をめざし、通常授業の中に遠隔通信による母語話者とのコミュニケーション実践と予習復習用e-learningを組み入れ、そのための授業シラバスと教材、連携したe-learning教材を研究するという本研究の目的から、本年度は以下の実績を得た。
1)特定地域に偏らない標準スペイン語モデル研究の資料として、また教材用として、研究分担者塚原信行と糸魚川美樹がスペイン現地の公共アナウンスの録音、生活に関する画像などの資料を収集した。研究代表者は、スペインの方言および中南米スペイン語の諸特徴について研究を進めた。
2)異文化とジェンダーに対するステレオタイプのない教材研究として、分担者糸魚川が既存のスペイン語教科書にみられる女性像・男性像の偏りを調べ、教材や授業を通して性のステレオタイプを無意識に発信している可能性があることを指摘し、スペイン語における性別の表され方とそれに関連する性差別議論のような問題を授業でとりあげることも大学における外国語教育となりうることを確認した。
3)スペイン国バルセロナ大学イスパニア文献学科のEmma Martinell博士およびMar Cruz Pinol博士と遠隔合同授業の進め方について、スケジュール、解決すべき問題の整理と解決手順等について研究分担者2名が打ち合わせをした。また同大学で外国語としてのスペイン語教育を学んでいる学生で本研究への協力参加者を募った。
4)バルセロナ大学イスパニア文献学科研究室と愛知県立大学外国語学部の研究代表者の研究室とを結ぶインターネット回線による遠隔通信の試験を行い、音声と画像の通信品質が外国語教育に支障ないものであることが分かった。
5)ユトレヒト大学(オランダ)とバルセロナ大学の間で行われている遠隔合同授業を分担者塚原がバルセロナ大学にて視察し、参加学生にインタビューを実施した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] ジェンダー化された言語のゆくえ2005

    • 著者名/発表者名
      糸魚川 美樹
    • 雑誌名

      社会言語学 5

      ページ: 85-103

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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