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2007 年度 実績報告書

国際社会で通用する自己表現力の育成に向けて-英国における自己表現力育成を参考に-

研究課題

研究課題/領域番号 17520396
研究機関相模女子大学

研究代表者

羽井佐 昭彦  相模女子大学, 学芸学部, 教授 (30285655)

研究分担者 村田 久美子  早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (10229990)
田地野 彰  京都大学, 高等教育研究開発推進センター, 教授 (80289264)
寺内 一  高千穂大学, 商学部, 教授 (50307146)
キーワード自己表現力 / 言語教育 / カリキュラム / 談話分析 / 英国教育システム
研究概要

平成19年度の研究は,過去2年間で収集した文献や現地調査によって得られた情報を取りまとめ考察を加えた。研究実績の概要は以下の通りである。
(1)これまで収集した文献などを通して、自己表現力育成教育の観点から、日本での先行研究、英国での先行研究をまとめた。具体的には、日本と英国において、いかに自己表現力育成教育がなされてきたか、また現在なされているかについて探求した。
(2)カリキュラムの観点から、日本と英国における自己表現力育成教育に対するアプローチの違いについての考察を試みた。具体的には、日本の『学習指導要領』、英国の『ナショナル・カリキュラム』における自己表現力育成の捉え方について比較・検討し考察を加えた。
(3)平成18年度に英国のThe Croft SchoolとStratford-upon-Avon Grammar School for Girlsにて収集した音声データ(生徒・教師へのインタビュー)、映像データ(授業の録画)を共有化し、各研究分担者による意見をまとめ、分析・考察に向けての方向性を確認した。
(4)平成18年度に収集した、日本の小学校における自己表現力育成教育の取り組みのデータ(授業録画、生徒へのインタビュー)についても英国のデータとの比較、分析への方向性を確認した。
(5)収集された生徒へのインタビュー(日英)の音声データ、転記データをもとに談話分析を行い、生徒たちの自己表現力についての考察を試みた。
(6)これらの調査研究を通して得られた成果を、大学英語教育学会・第46回全国大会(平成19年9月、安田女子大学、共同)、「言葉と人間」研究会・第34回春期セミナー(平成20年3月、相模原市・国民生活センター、単独)、第14回大学教育研究フォーラム(平成20年3月、京都大学、共同)にて口頭発表した。
(7)以上の成果を科学研究費最終報告書としてまとめた。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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