• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2007 年度 実績報告書

アジアの地域協力による非仏語圏におけるフランス語教育振興策の研究

研究課題

研究課題/領域番号 17520399
研究機関中央大学

研究代表者

三浦 信孝  中央大学, 文学部, 教授 (10135238)

キーワードフランス語教育 / フランコフォニー / アジア太平洋 / フランス研究 / 比較文化論 / 植民地主義
研究概要

2007年6月19日〜22日、パリで開かれた国際フランス語教授連合FIPFの年次シンポジウムと理事会にアジア太平洋地域を代表して参加した。
同年12月25日〜31日、フランスの海外領土である南太平洋のニューカレドニアに調査旅行に出かけた。1853年にフランス領となり、フランスの流刑地が置かれたが、ニッケル鉱山の開発などで栄えた島である。「カナック」と呼ばれるメラネシア系の先住民が人口の多数を占めるが、フランス語が共通語で、30 ほどのローカル言語が残っている。フランスの海外県はカリブ海のマルチニックとグアドゥループ、インド洋のレユニオンを調査旅行したが、ニューカレドニアは奴隷制植民地ではなかったので、クレオール語は生れなかったものの、独特の混成文化を生んだ島として、アジア太平洋のフランス語を考える上で貴重なケースを提供している。
同年12月25日〜31日、フランスの海外領土である南太平洋のニューカレドニアに調査旅行に出かけた。1853年にフランス領となり、フランスの流刑地が置かれたが、ニッケル鉱山の開発などで栄えた島である。「カナック」と呼ばれるメラネシア系の先住民が人口の多数を占めるが、フランス語が共通語で、30 ほどのローカル言語が残っている。フランスの海外県はカリブ海のマルチニックとグアドゥループ、インド洋のレユニオンを調査旅行したが、ニューカレドニアは奴隷制植民地ではなかったので、クレオール語は生れなかったものの、独特の混成文化を生んだ島として、アジア太平洋のフランス語を考える上で貴重なケースを提供している。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] "Plaidoyer pour la langue francaise au Japon"2008

    • 著者名/発表者名
      Nobutaka MIURA
    • 雑誌名

      『仏語仏文研究』 第40号

      ページ: 99-106

  • [雑誌論文] 欧州憲法ノンで揺れるフランス-代表制民主主義の危機2007

    • 著者名/発表者名
      三浦 信孝
    • 雑誌名

      『日仏文化』 No.73

      ページ: 122-140

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 欧州における移民問題の現状と課題、フランスを中心に2007

    • 著者名/発表者名
      三浦 信孝
    • 雑誌名

      『国際問題』 No.562

      ページ: 51-56

    • 査読あり
  • [雑誌論文] La traduction,facteur clef de la modernisation:le cas du Japon de Meiji2007

    • 著者名/発表者名
      Nobutaka MIURA
    • 雑誌名

      Alexandrie, metaphore de la francophonie

      ページ: 183-187

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 1968 et 1989:Transformations de la France et du Japon,Regards croises2007

    • 著者名/発表者名
      Nobutaka MIURA
    • 雑誌名

      Revue japonaise de didactique du frangais Vol.2,n.2

      ページ: 129-136

    • 査読あり
  • [雑誌論文] "France/Japon,allers et retours:du comparatisme complaisant au comparatisme critique"2007

    • 著者名/発表者名
      Nobutaka MIURA
    • 雑誌名

      M.Wieviorka (dir.), Les Sciences sociales en mutation Editions Sciences humaines

      ページ: 325-342

    • 査読あり
  • [雑誌論文] "De l'exception culturelle a la diversite culturelle.L'identite francaise face a la mondialisation"2007

    • 著者名/発表者名
      Nobutaka MIURA
    • 雑誌名

      M.Wieviorka (dir.), Peut-on encore chanter la Douce France Editions de I'Aube

      ページ: 107-125

    • 査読あり
  • [学会発表] 「1942年の近代の超克シンポジウムについて」2008

    • 著者名/発表者名
      三浦 信孝
    • 学会等名
      日仏共同研究CHORUSプログラム
    • 発表場所
      パリ大学都市日本舘
    • 年月日
      2008-03-15
  • [図書] 『グローバル化と文化の横断』2008

    • 著者名/発表者名
      三浦 信孝、松本 悠子
    • 総ページ数
      400
    • 出版者
      中央大学出版部

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi