研究課題
基盤研究(C)
10-16世紀のラージプート王権とその地方統治の在り方について、現地での未刊行刻文史料の収集を基礎に、刻文史料の様式、とりわけ勅書である銅板文書のそれに注目しつつ論究した。その結果、14世紀半ばに社会の在地化を指向する大きな変動があり、それに伴って14世紀後半以降の地域王権は、それ以前の地域王権とは異なり、地方語による銅板勅書発給をはじめ、地域に根ざした国家形成を模索したことが推測された。
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International Journal of South Asian Studies Vol. 1
ページ: 31-49
名古屋大学文学部研究論集 161号
ページ: 21-43
『南アジア史2中世・近世』(小谷汪之(編))( 山川出版社)
ページ: 3-24
ページ: 25-57
『南アジア史1先史・古代』(山崎元一・小西正捷編)(山川出版社)
ページ: 194-231
『近代世界システム以前の諸地域システムと広域ネットワーク』、桃木至朗研究代表者、平成16-18年度科学研究費補助金基盤研究B研究成果報告書
ページ: 124-147
『歴史学事典第12巻王と国家』(黒田日出男編)(弘文堂)
ページ: 671-72