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2006 年度 実績報告書

人口減少期の地域社会における集落システムと生活機能の維持に関する地理学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17520534
研究機関大阪大学

研究代表者

堤 研二  大阪大学, 文学研究科, 助教授 (20188593)

キーワード人文地理学 / 人口減少 / 地域社会 / 生活機能 / ソーシャルキャピタル
研究概要

本研究は、平成18年度で2年度目であった。そもそもの本研究の目的は、広く人口減少期に突入してきている我が国の地域社会スケールでの人口動向をふまえながら、集落単位での地域社会維持システムを点検し、人口が減少していく地域社会における将来のプロジェクションをシミュレートして、ミクロなスケールでの地域政策・地域生活維持を検討する方向性を打ち出すことにある。これをうけて平成18年度には研究計画に則り、以下のような研究・調査を行った。
1.データ収集・データ処理
地域社会維持システムに関するデータや情報を収集し、データ=ベース構築作業を本格化させた。とくに謝金を用いて、地域における実例に関するデータ=ベース構築を実施した。
2.調査旅行・研究交流
人口減少地域のフィールド調査・資料収集調査を継続して行っていくとともに、海外(スウェーデンのウメオ大学)での当該研究に関連するワークショップに参加し、発表を行うとともに、ウメオ近辺において縁辺地域の現状調査を行った現地調査も開始する。また、スウェーデンの研究者らとの研究交流も継続して行った。
3.フレームワークの検討
研究の枠組みだけでなく、住民組織や支援団体(NPOなど)、行政が将来的にも地域生活を維持していくことの出来る枠組みについての検討を継続して行った。
4.成果の逐次公開
ホームページなどによる本研究成果の逐次公開の実験的検討を開始した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 農村人口の変動2006

    • 著者名/発表者名
      堤 研二
    • 雑誌名

      日本総論II(人文・社会編)日本の地誌第2巻(山本正三・奥野隆史・谷内 達・田林 明 編)(朝倉書店)

      ページ: 418-423

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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