研究概要 |
本研究は、医療技術の発展と生活様式の多様化という多くの先進諸国で経験されるライフスタイルの変化に関し、いかなる共生のグァリエーションがあり得るかを、各地の議論や実践を詳細に検討してきた。本年度は、3年間の研究のとりまとめとして、以下をおこなった。(1)研究成果公開(学会報告、研究成果報告書作成)1)「多文化都市トロントのおけるエスニック高齢者施設の展開」日本文化人類学会第41回研究木会)2)北米で独自のライフスタイルを保持しているコミュニティについて国際研究大会で報告した。("Diversity,Transition and Communication the Among the Amish People"The Amish in America:New Identities&Diversities,An International Conference)3)高齢化が進行する日本の町の産業振興1について報告した。 (''Living Together in Conformity and Cycles" Japan Studies Association of Canada(JSAC)20th International Conference 4)シンポジウム「出産のジェンダーポリティクス」でアメリカの動向を報告した。(「アメリカにおける出産の歴史的変容とヘル・スリフォーム運動」ジェンダー史学会第4回年次大会)(2)研究会開催・(ライブデザイン研究会 国立民族学博物館で6回開催)(1)(2)ともに、「ライフデザインと福祉(well-being)の人類学-多機能空間の創出と持続的活用の研究-」国立民族学博物館平成20年度機関研究による国際フォ-ラム「ライフデザインと福祉(Wbll-being)の人類学副開かれたケア・交流空間の創出」(一般公開)に繋げてゆく予定である。
|