「家族」の再検討に伴う社会権規定の再考

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 17530017
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 公法学
• 研究機関: 横浜国立大学
• 研究代表者: 君塚 正臣 横浜国立大学, 大学院・国際社会科学研究科, 教授 (80266379)
• 研究期間 (年度): 2005 – 2008
• キーワード: 社会権 / 家族 / 憲法 / 労働基本権 / 教育を受ける権利 / 生存権

研究概要

社会権規定の司法審査基準は合理性の基準(少なくとも相対的に緩やかな基準)と考え照れ、また、憲法訴訟上の技法の主たる活躍領域ではない。ここで議論されてきた多くの問題は、精神的自由や平等権の問題として捉え直されるべきである

研究成果

• [雑誌論文] 国立大学法人と「大学の自治」 (2009)
  • 著者名/発表者名: 君塚正臣
  • 雑誌名: 横浜国際経済法学 17巻3号 ページ: 193-214
• [雑誌論文] 学生無年金障害者訴訟と憲法14条・25条 (2008)
  • 著者名/発表者名: 君塚正臣
  • 雑誌名: ジュリスト 1354号(平成19年度重要判例解説) ページ: 22-23
  • 査読あり
• [雑誌論文] 二重の基準論の応用と展望 (2008)
  • 著者名/発表者名: 君塚正臣
  • 雑誌名: 横浜国際経済法学 17巻2号 ページ: 1-34
• [雑誌論文] 憲法とジェンダー-日本国憲法は性別をどのように考えているのか (2006)
  • 著者名/発表者名: 君塚正臣
  • 雑誌名: 法律時報 78巻1号 ページ: 4-9
  • 査読あり
• [雑誌論文] 合憲限定解釈の再検討-労働基本権を制約する最高裁判決を素材に (2006)
  • 著者名/発表者名: 君塚正臣
  • 雑誌名: 帝塚山法学 11号 ページ: 35-65
• [学会発表] 司法審査基準 (2008)
  • 著者名/発表者名: 君塚正臣
  • 学会等名: 日本公法学会
  • 発表場所: 於学習院大学
  • 年月日: 2008-10-12
• [図書] 小田八重子=水野紀子編『現代家族法実務大系第1巻一親族1』(新日本法規) (2008)
  • 著者名/発表者名: 君塚正臣
  • 総ページ数: 57-68頁
  • 出版者: 家族法におけるジェンダーの視点
• [図書] 佐藤幸治古稀記念『国民主権と法の支配』(成文堂) (2008)
  • 著者名/発表者名: 君塚正臣
  • 総ページ数: 31-54頁
  • 出版者: 二重の基準論の意義と展開-『二重』は『三重』ではない