研究課題/領域番号 |
17530049
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
唐津 博 南山大学, 大学院法務研究科, 教授 (40204656)
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研究分担者 |
小宮 文人 北海学園大学, 法学部, 教授 (10145980)
石橋 洋 熊本大学, 大学院法曹養成研究科, 教授 (70176220)
清水 敏 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (60136207)
古川 陽二 大東文化大学, 法学部, 教授 (10199432)
有田 謙司 専修大学, 法学部, 教授 (50232062)
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キーワード | 労働法 / 労働契約・雇用契約 / 労使関係・労働関係 / 公務労働関係 / 雇用形態の多様化 / イギリス |
研究概要 |
年度初めの研究実施計画に従い、本年度は下記の通り研究を継続した。 1.研究分担者のイギリス現地調査(平成18年6月11日〜6月23日) 小宮が、「職場における労働者利益の代表システムのあり方」および「非典型労働者を保護するための受け皿としての『労働者』概念と最低賃金法の意義」の現地調査のために、ロンドン市およびケンブリッジ市を訪問し、CAC事務局および委員、ACAS事務局、LPC事務局および委員、組合役員、学者、弁護士からのヒアリング調査を行った。 2.研究会の開催 (1)5月13日(於:専修大学) 労働法学会第111回大会で個別報告を行う研究協力者(イギリス労働法研究会会員)2名が、イギリス労働法の規制手法と間接差別について学会準備報告を行い、質疑検討を加えた。 (2)8月21-22日(於:箱根) 小宮がイギリス現地調査の報告を行い、唐津が本研究会で翻訳作業を進めているH.Collinsの労働法理論の大要について報告し、質疑検討を加えた。 (3)9月22日(於:早稲田大学) 早大の国際シンポジュウムのために来日したケンブリッジ大学のS.Deakin教授に、イギリスにおける労働法の理論動向についてレクチャーをしてもらい、質疑を行った。 (4)12月15-16日(於:京都教育文化センター) H.CollinsのEmployment Lawの翻訳検討作業を進めた。 (5)平成19年3月13-14日(於:京都教育文化センター) 前回と同様に翻訳検討作業を進め、翌日は労働法学会第113回大会で個別方向を行う研究協力者1名が、労働者概念について学会準備報告を行い、質疑検討を加えた。
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