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2008 年度 研究成果報告書

触法少年の扱いに関する新たな法的枠組みについての研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17530057
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 刑事法学
研究機関神戸学院大学 (2007-2008)
山梨学院大学 (2005-2006)

研究代表者

山口 直也  神戸学院大学, 大学院実務法学研究科, 教授 (20298392)

研究期間 (年度) 2005 – 2008
キーワード触法少年 / 適正手続 / アメリカ少年法 / 民営矯正施設
研究概要

本研究は、子どもの権利論の観点からその法的問題点を分析するとともに、よりよい法的枠組み、処遇のあり方をもとめて、アメリカ合衆国の法と実務を模範として比較法研究を行った。その結果、わが国で言う触法少年については、適正手続保障の観点からすると児童福祉手続ではなく、少年司法手続で扱うことの方が、当該少年の成長発達の簡単からも少年自身の納得を得られやすいこと、処遇においては、民営施設による教育プログラムの利用が重要であると結論づけた。

  • 研究成果

    (15件)

すべて 2009 2008 2007 2006 2005 2004

すべて 雑誌論文 (6件) 学会発表 (1件) 図書 (8件)

  • [雑誌論文] 刑事施設民営化の比較法的検討-米英豪独仏を対象として2009

    • 著者名/発表者名
      山口直也
    • 雑誌名

      刑法雑誌 48巻3号

      ページ: 151-1630

  • [雑誌論文] 少年司法における民営化と国際法2007

    • 著者名/発表者名
      山口直也
    • 雑誌名

      山梨学院大学法科大学院・山梨学院ロージャーナル 2号

      ページ: 108-121

  • [雑誌論文] 刑事施設に関する日本版PFI構想の問題点2005

    • 著者名/発表者名
      山口直也
    • 雑誌名

      龍谷大学矯正・保護センター・研究年報 2号

      ページ: 24-40

  • [雑誌論文] テキサス州少年法の史的展開と現代的課題2005

    • 著者名/発表者名
      山口直也
    • 雑誌名

      山梨学院大学法科大学院・山梨学院ロージャーナル 1号

      ページ: 117-154

  • [雑誌論文] 少年犯罪は商売になるのか?2005

    • 著者名/発表者名
      山口直也
    • 雑誌名

      山梨学院大学法科大学院・山梨学院ロージャーナル 1号

      ページ: 277-291

  • [雑誌論文] 矯正施設民営化の現状と課題2004

    • 著者名/発表者名
      山口直也
    • 雑誌名

      矯正講座(龍谷大学) 24号

      ページ: 109-135

  • [学会発表] 刑事施設民営化の比較法的検討-米英豪独仏を対象として2008

    • 著者名/発表者名
      山口直也
    • 学会等名
      日本刑法学会第86回大会
    • 発表場所
      神戸国際会議場
    • 年月日
      2008-05-17
  • [図書] 刑務所民営化のゆくえ-日本版PFI刑務所をめぐって、執筆論文「施設の基本構造と処遇上の問題点」、107頁-129頁2008

    • 著者名/発表者名
      刑事立法研究会編(山口直也共著)
    • 総ページ数
      278
    • 出版者
      現代人文社
  • [図書] 刑事政策の体系(前野育三先生古稀祝賀論文集)、執筆論文「わが国において刑事施設民営化は成功するのか」、54頁-74頁2008

    • 著者名/発表者名
      前田忠弘他編(山口直也共著)
    • 総ページ数
      544
    • 出版者
      法律文化社
  • [図書] ケイスメソッド刑事訴訟法、執筆部分1頁-55頁、110頁-119頁、324頁-335頁(「総論」「職務質問・所持品検査」「自動車検問」「被告人の証人適格」「択一的認定」2007

    • 著者名/発表者名
      山口直也・上田信太郎共著
    • 総ページ数
      375
    • 出版者
      不磨書房
  • [図書] 少年法の課題と展望<第2巻>、執筆論文「アメリカ少年司法の最近の動向」2006

    • 著者名/発表者名
      斉藤豊治・守屋克彦編(山口直也共著)
    • 総ページ数
      334
    • 出版者
      成文堂
  • [図書] 少年法の課題と展望<第2巻>、執筆論文「国際準則と少年法改正、216頁-228頁2006

    • 著者名/発表者名
      斉藤豊治・守屋克彦編(山口直也共著)
    • 総ページ数
      334
    • 出版者
      成文堂
  • [図書] 少年身柄事件全件付添人制度の実証的研究、執筆論文「アメリカ少年法の現状と弁護人の役割」、438頁-475頁2006

    • 著者名/発表者名
      福岡弁護士会子どもの権利委員会(山口直也共著)
    • 総ページ数
      477
    • 出版者
      商事法務
  • [図書] ビギナーズ少年法、執筆部分112頁-130頁(捜査・予防活動)(少年手続の捜査活動について担当執筆)2005

    • 著者名/発表者名
      守山正・後藤弘子編(山口直也共著)
    • 総ページ数
      399
    • 出版者
      成文堂
  • [図書] 刑事司法への市民参加(高窪貞人先生古稀記念論文集)、執筆論文「少年の司法参加と付添人の役割」2004

    • 著者名/発表者名
      堀部政男・新倉修他編(山口直也共著)
    • 総ページ数
      263
    • 出版者
      現代人文社

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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