2005年8月7日〜11日、アメリカ合衆国ペンシルヴェニア大学で開催された第14回国際犯罪学会において、"The Overcrowding Prison and Drug Policy in Japan : Re-balancing Criminal Policy"について報告した。また、同年8月31日〜9月3日ポーランド・クラコフ大学で開催された第5回ヨーロッパ犯罪学会第5回年次大会において、上記テーマについて報告した。2005年10月22・23の両日、大阪商業大学で開催された日本犯罪社会学会第32回大会において、「過剰拘禁と薬物対策〜刑事司法のバランスの復活〜」について報告した。 アメリカ合衆国シカゴのドラッグ・コートおよび薬物対策について海外調査を実施した(2005年8月)。2005年10月、11月、12月に京都・龍谷大学において、2006年2月20日、同月28日、3月11日、3月20日には東京・アパリ事務所において、合計7回研究会を開催し、全米ドラッグ・コート会議等、このテーマに関する最新の情報についての報告および研究成果公開のための準備作業を行なった。 2006年1月、九州におけるダルクの活動について聞き取り調査を実施した。2006年3月、大阪において矯正施設におけるダルクの活動に関する意見交換を行なった。 現在、龍谷大学矯正・保護研究センター叢書第6巻として、石塚伸一編著『ドラッグ・コート〜処罰から治療へ〜』(日本評論社、2006年)の出版準備中である。
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