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2007 年度 実績報告書

グローバリゼーションと市民社会:国際NGOとグローバルな社会運動の相互作用

研究課題

研究課題/領域番号 17530136
研究機関明星大学

研究代表者

毛利 聡子  明星大学, 人文学部, 教授 (90318676)

キーワードグローバリゼーション / NGO / 社会運動 / 市民社会
研究概要

平成19年度は,平成17年度からの3年間の本研究の集大成を図るために,新自由主義グローバリゼーションに対する民衆の抗議運動,とくにNGO社会運動体の連携に注目するとともに,民衆の開かれた討議の場である世界社会フォーラムの意義について検討を行った。これまで参加した世界社会フォーラムで収集したデータおよび文献をもとに分析してみると,NGOと社会運動体との問には大きな亀裂があり,その関係は,地域(アフリカ,アジア,ラテンアメリカ,先進諸国)によって大きな差があることがわかった,また,7年目を迎えた世界社会フォーラムは,運動としてのあり方,商業化,NGOと社会運動体との関係など,重要な問題を抱え,転機にさしかかっていることも明らかになった。
このような分析結果については,論文「「マルチチュード」が創る開かれた空間〜第7回世界社会フォーラムの光と影」『接続Vol.7』にまとめるとともに,「日本平和学会2007年度春季研究大会,平和と市民分科会」(2007年6月10日)において「オルタ・グローバリゼーション運動の行方〜世界社会フォーラムはどこへ向うのか」という題目で発表を行った。また,国際政治学会第49回年次大会(49th Annual Convention of the International Studies Association)でも"Alter-Globalization Movement at the Crossroads"というテーマで研究発表を行い(2008年3月25日),他の研究者とも意見交換を行った。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2008 2007 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 「マルチチュード」が創る開かれた空間〜第7回世界社会フォーラムの光と影2007

    • 著者名/発表者名
      毛利 聡子
    • 雑誌名

      接続 7巻

      ページ: 2-17

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 査読あり
  • [学会発表] "Alter-Globalization Movement at the Crossroads"2008

    • 著者名/発表者名
      毛利 聡子
    • 学会等名
      49th Annual Convention of the Intemational Studies Association(ISA)
    • 発表場所
      San Francisco,CA,USA
    • 年月日
      2008-03-25
  • [学会発表] 「オルタ・グローバリゼーション運動の行方〜世界社会フォーラムはどこへ向うのか」2007

    • 著者名/発表者名
      毛利 聡子
    • 学会等名
      日本平和学会2007年度春季研究大会
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      2007-06-10
  • [図書] 馬橋憲男・高柳彰夫編『グローバル問題とNGO・市民社会』 第4章「地球環境とNGO」2007

    • 著者名/発表者名
      毛利 聡子
    • 総ページ数
      105-123
    • 出版者
      明石書店
  • [備考]

    • URL

      http://morin.xsrv.jp

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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