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2005 年度 実績報告書

平等な市場経済の制度的条件に関する経済学史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17530154
研究種目

基盤研究(C)

研究機関岡山大学

研究代表者

新村 聡  岡山大学, 経済学部, 教授 (00167561)

キーワード不平等 / アダム・スミス
研究概要

1,デイビッド・ヒュームとアダム・スミスの不平等論の研究
ヒュームとスミスが経済発展と不平等の関連をどのように考えていたかについて研究し,その成果を平成17年5月の経済学史学会大会(大阪産業大)で「ヒュームとスミスにおける経済発展と不平等」と題して報告した。その後,同報告を大幅に拡充して論文にまとめた。同論文は,平井俊顕編『経済学者の市場社会像』(東大出版会)の1章として平成18年10月に刊行される予定である。
また,6月には、HES Conference (in Tacoma, USA)で"Economic Development and Inequality in Adam Smith"を報告した。
2,平等と不平等についての理論的考察
平等と不平等について社会哲学的および経済理論的に考察し,その成果を平成17年10月の経済・理論学会大会(大東文化大)において,「平等と不平等の経済学」と題して報告した。その後,同報告を大幅に拡充した論文を『経済理論』に掲載した(平成18年4月刊行)。
3,市場と共同体についての理論的考察
市場と共同体の関係について研究し,その成果の一部を平成17年9月に進化経済学会大会(北海道大学)で「市場原理と共同体原理」と題して報告した。
4,カール・マルクスとアマルティア・センの不平等論の考察
マルクスとセンの不平等論を比較考察する研究をすすめている。その研究成果は,平威18年5月の経済学史学会大会(神奈川大)および10月の経済理論学会大会(愛知大)で報告する予定である。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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