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2008 年度 研究成果報告書

債券流通市場におけるマーケットメーカーと投資家行動の分析

研究課題

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研究課題/領域番号 17530251
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 財政学・金融論
研究機関京都産業大学

研究代表者

西村 佳子  京都産業大学, 経済学部, 准教授 (90319442)

研究期間 (年度) 2005 – 2008
キーワード債券市場 / マーケットメーカー / スプレッド
研究概要

この研究は、公募債券市場(私募債以外の債券市場)を対象に、マーケットメーカーと投資家の行動・発行体の行動を明らかにすることを目的としている。分析によって、(1) 主幹事が大手証券会社か否か、主幹事のシェアが高いか否かによってマーケットメーカーとしての行動に大きな差はないが、(2) 引き受け会社数が多いほうが社債の良好な評価につながり、主幹事シェアが高い社債はスプレッドが拡大する傾向があることがわかった。これは、少数のマーケットメーカーしか存在しない場合、競争が働かないもしくは、マーケットメイクの負担が大きい可能性がある。また、発行体はスプレッドが拡大し社債の価格が低下したときに社債の買入消却を行う傾向があり、合理的な行動が見られた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 備考 (2件)

  • [備考] (1) 西村佳子、村上恵子、学校における金融教育の次なる一歩、京都産業大学教職研究紀要3号、49-74頁、2008年3月、査読有

  • [備考] (2) 西村佳子、村上恵子、資産管理のための意思決定トレーニング・ツール-個人のリスク選好を考慮した金融教育の教材としてシミュレーション・ゲームを用いる試み-、日本シミュレーション & ゲーミング学会全国大会論文報告集, 2005年秋、143-148頁、査読無

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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