研究課題
基盤研究(C)
20世紀前半における中国の食糧事情を農村経済構造との関わりから分析・考察した。その結果、1937年以前に華中・華南の沿海地域で稲作から他の作物への転作が起こっていたことが米の生産量の減少と米に対する需要の増大と米不足をもたらしていたこと、また、農村に地域間分業と連鎖的な食糧消費構造が形成されていたこと、そして、日本軍が対中国侵略戦争によって中国の食糧体系を生産面と流通面から二重に破壊し、米・小麦の収奪を当初の期待どおりには実現できなかったことを明らかにした。
すべて 2009 2008 2007 2006 その他
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (6件)
近きに在りて 第55号
ページ: 1-1
金沢大学経済論集 第29巻第2号
ページ: 413-428
金沢大学経済論集 第29巻第1号
ページ: 269-282
ページ: 283-301
歴史と地理-世界史の研究 第611号
ページ: 47-50
金沢大学経済論集 第28巻第1号
ページ: 265-293
ページ: 161-182
近代中国研究彙報 第28号
ページ: 23-55
地域総合研究 第34巻第1号
ページ: 51-64
史学研究 第265号(掲載確定)