• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2005 年度 実績報告書

東アジア諸国の公共職業教育訓練制度の発展と企業内能力開発制度・実態の国際比較

研究課題

研究課題/領域番号 17530298
研究種目

基盤研究(C)

研究機関中央大学

研究代表者

高橋 由明  中央大学, 商学部, 教授 (10055212)

キーワード人的能力開発・教育訓練 / 公共職業教育 / ビール・ソフトドリンク企業 / 電機企業 / 国際比較 / ベトナム / タイ / 中国
研究概要

本研究の目的は、シンガポール、タイ、中国、ベトナムにおける公共職業教育制度の発展と現状についてと、現地企業と当該国に進出した日系支社の企業教育訓練と能力開発の方式と実態について、(1)家庭電器産業、(2)ビール産業、(3)デパート産業から、各国とも2社程度を選び、調査票に基づきインタビューを実施し、その結果から、タイ、中国、ベトナムでは、企業活動の発展水準が異なるので、たとえば、タイの方式が、中国企業、ベトナム企業に役立ちうるかなどの点について検討する。すなわち、教育訓練の実態についての国際比較を行い、企業実践に寄与する提案を行うことであった。
今年度の活動は、まず、i)教育訓練の必要性の理由、ii)教育訓練の部署、iii)教育・能力開発重視する階層、iv)教育予算などの項目について等に関する、日本語のアンケートを作成し、それを、3カ国の研究者およびイギリスで博士学位を取得した日本人研究者の協力を得て、英語、ベトナム語、タイ語、中国語に翻訳を済ませ、8月10日-25日にかけ、ベトナムで12社の企業とベトナム労働省を訪問・インタビューを実施し、アンケートを回収した。これについては、業績欄にある英語論文にまとめ、12月7日-9日ドイツ、Via-Drina大学(フランクフルト・オーダー)で開催された「第23回ユーロ・アジア経営研究学会」で、報告(使用言語:英語)をした。
また、11月2日-4日にバンコックを訪問し、タイ文部省とタイ企業1社を訪問した。11月5-7日にホーチミンを訪ね、8月のベトナムでの調査結果について調査協力者と検討・調整をした。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Changes of Human Resource Development System in Japan and their Trends in East Asian Countries : A comparison of Japan, China and Vietnam2006

    • 著者名/発表者名
      Yoshiaki TAKAHASHI, Trinh Thuy Huong
    • 雑誌名

      商学論纂(中央大学) 47巻3号

      ページ: 27

  • [図書] 環境問題の経営学2005

    • 著者名/発表者名
      高橋由明, 鈴木幸毅編著
    • 総ページ数
      13+281
    • 出版者
      ミネルヴァ書房

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi