研究課題/領域番号 |
17530300
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
丹沢 安治 中央大学, 総合政策学部, 教授 (00146953)
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研究分担者 |
高橋 宏幸 中央大学, 経済学部, 教授 (70104718)
三浦 俊彦 中央大学, 商学部, 教授 (60190592)
砂川 和範 中央大学, 商学部, 助教授 (10318321)
税所 哲郎 関東学院大学, 経済学部, 助教授 (80386870)
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キーワード | 企業境界 / 産業クラスター / ガバナンス構造 / 産業集積 / 企業集団 / イノベーション / 政府のイノベーション / イノベーションミックス |
研究概要 |
経営情報学会「情報社会と薄れ行く企業境界」研究部会(丹沢安治主査)との共催で、本テーマにかかわる月例研究会を開催した。たとえば、「アスクルのビジネスゲーム-ビジネスモデルのゲームによる表現について-」報告者:白井宏明(横浜国立大学経営学部教授)、渡井祥一(日本アイ・ピーエム(株)金融BTO企画担当)「新しいビジネスモデルを構築する"ビジネス・トランスフォーメーション・アウトソーシング"について」、露木恵美子(明星大学経営学部助教授)田路則子(法政大学経営学部助教授)による、「欧州におけるハイテク・スタートアップスの創出基盤」が興味深いものであった。 また、2006年11月には、経営情報学会全国大会(神戸商科大学)にてワークショップを開催し、丹沢)(地域ネットワークにおけるガバナンス問題とは何か)、税所(ライン河上流地域における産業政策)が報告した。 また、2006年8月には、丹沢、三浦、砂川、税所が、中国温州、義烏、上海における中小企業を訪問調査し、温州・義烏における産業集積の特徴として自然発生的な側面と地方政府の支援策との適合性について知見を得た。また、上海では、ドイツ企業と合弁事業によって成長した電気部品工場を訪問し、温州モデルと蘇南モデルの比較を行った。 2006年12月には改めて丹沢が上海・復旦大学科技園を訪問し、同大学科技園の現状についてインタビューを行った。さらに、2007年3月には、丹沢、三浦、税所が広州市の魅南大学を訪問し、同大学科技園にてインタビューを行い、同大学MBAコース院生に対して本研究にかかわるテーマについて講演を行った。
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