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2005 年度 実績報告書

電子カルテ普及後の新たな医療組織マネジメントシステム構築についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 17530301
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

横田 絵理  慶應義塾大学, 商学部, 教授 (20277700)

研究分担者 高田 朝子  高千穂大学, 経営学部, 助教授 (10349194)
キーワード電子カルテシステム / コミュニケーション / チーム医療 / ネットワーキング / 組織マネジメント / 動機づけ
研究概要

1年目の研究実績は次のとおりである。
1)文献研究(先行研究):両研究者は平均して1ヶ月に1度、下記研究について相互の報告を行った。
・医療組織のBSC(バランストスコアカード)についてのレビュー(横田)
・プロトコル分析とネットワーク分析についてのレビュー(高田)
2)学会への参加:学会、研究会への参加により、電子カルテシステムならびに電子メディアツールに対する研究者の最新の関心事を探り、われわれの研究のポジショニングを探った。
(1)第25回医療情報学連合大会(平成17年11月26日(土))
・電子カルテシステムを実際に導入した病院からの現状報告。
・電子カルテシステムを提供する企業のプレゼンテーション。
(2)International Conference on Digital Media and Learning(平成18年3月13日〜3月14日、バンコク)
・電子メディアツールを利用するユーザーが直面する違和感の克服と新たな「仕事のやり方」について。
・認知科学の立場から電子メディアを利用した体験学習的なトレーニング方法。
3)電子カルテシステムについての調査
(1)聖路加国際病院 医事課 玉木真一氏(平成17年6月3日、平成18年3月1日)
聖路加国際病院の電子チャートシステムについての概要説明と調査打ち合わせ
(2)沖縄県立中部病院のフィールド調査(平成18年2月7日〜9日)
沖縄県立中部病院総合内料長、徳田安春氏と、その医療チームの活動について参与観察によるフィールド調査
(3)高知医療センターの電子カルテシステムについての病院視察(平成18年3月16〜18日)
開院時に電子カルテシステムを導入した当病院の運営現状とシステム構造についての視察とヒヤリング。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (3件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 危機対応時における「情報のハブ」の有用性-聖路加国際病院の事例研究から-2005

    • 著者名/発表者名
      高田朝子
    • 雑誌名

      経営情報学会誌 Vol.14

      ページ: 47-62

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 米国におけるリタイアメント・コミュニティの現状と示唆2005

    • 著者名/発表者名
      高田朝子
    • 雑誌名

      高千穂大学総合研究所 総合研究 18

      ページ: 15-30

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 自律的組織とその統合のためのマネジメント・コントロールについての一考察2005

    • 著者名/発表者名
      横田絵理
    • 雑誌名

      会計 第168巻第6号

      ページ: 24-37

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [図書] 「NECの自律的組織と全体統合のためのマネジメントコントロール(事例研究)」『企業価値重視のグループ経営』(門田安弘・浜田和樹編著)2006

    • 著者名/発表者名
      横田絵理(共著)
    • 総ページ数
      71-82
    • 出版者
      税務経理協会

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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