研究課題/領域番号 |
17530314
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
李 健泳 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (60212685)
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研究分担者 |
小菅 正伸 関西学院大学, 商学部, 教授 (90161926)
長坂 悦敬 甲南大学, 経営学部, 教授 (00268236)
坂手 啓介 大阪商業大学, 総合経営学部, 講師 (80368167)
木村 麻子 九州産業大学, 商学部, 講師 (30389233)
山口 直也 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 助教授 (50303110)
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キーワード | プロセス・マネジメント / プロセス・ネットワーク戦略 / プロセス管理 / プロセス在庫 / 組織横断管理組織 / プロセス業績評価 / 価値連鎖 / 管理連鎖 |
研究概要 |
当研究の2005年度の目標は、今まで研究してきたプロセス・マネジメントの研究をさらに発展させることを目指し、文献研究と2004年に実施したアンケート調査結果を分析しながら、日韓の企業訪問調査を行い、事例研究としてまとめることであった。 このような目標を目指した当研究は、雑誌「企業会計」(2005年5月号)という公表の場を借りて、特集(戦略的プロセス・マネジメントの実践)として複数の研究成果を発表することができた。特集に掲載した論文は、(1)プロセス・マネジメントのフレームワーク、(2)日本企業のアンケート調査結果の分析、(3)日韓企業の事例、に関する論文である。 一方、2005年度には松下電器・ヤンマーなどの日本企業の事例研究、プロセス・マネジメントのフレームワークを発展させるための文献研究、アンケート調査の分析による日韓企業の比較研究が行われ、日本会計研究学会関西部会(2005年12月17日)の場を借りて報告した。報告内容は事例研究とアンケート調査の分析による日韓企業の比較分析であった。現在、報告した内容は投稿のために整理している段階にある。 さらに、日韓共同で進めてきた当研究は、日本管理会計学会の「戦略的プロセス管理」専門委員会のプロジェクトとしての研究でもあり、その成果は「日本管理会計学会・企業調査研究プロジェクト・シリーズNo.4」として2006年3月に書物として出版されている。この書物には、第1部モデル構築、第2部実態調査の分析、第3部企業事例、の3つに分かれて、13本の論文が掲載されている。 2006年3月中旬に、複数の韓国企業を訪問し、韓国の共同研究者とともに、訪問の成果を事例研究としてまとめた。
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