研究概要 |
1.文献調査とインタビュー調査(渡部が担当)企業間電子商取引(BtoB)を行っている様々な会社の経営方針,経営戦略,市場において果たしている役割,機能などを主に文献とインタビューにより調査した。そして,結果を分析し,成功要因と今後の方向を報告書としてまとめた。また,BtoBに詳しい明治大学の歌代豊氏にインタビューを行った。歌代氏は電子商取引推進センター(ECOM)のIT利活用WGの主査である。多くの関連企業の状況に関する情報を得ることができた。 2.ネット購買における意思決定要因の研究(渡部,岩崎が担当)消費者がモノやサービスをネットで買うか,リアル店舗で買うか,どのような要因が影響しているかについて,消費者にアンケート調査を行い,結果を分析した。消費者の多様な購賀意思決定要因を8つ程度の要因に集約し,考察を行いまとめた。 3.電子マネーに対する意識の差と普及課題(渡部,岩崎が担当)電子マネーに対する意識のアンケート調査を行い,結果を分析し,10の仮説を検証した。また,電子マネーへの評価と利用意向をもとに普及過程の仮説を提起した。 4.成果発表(渡部,岩崎が担当)購買意思決定要因について発表原稿をまとめ,国際学会(CEC'07&EEE'07,2007年7月)で発表した。同テーマについてはさらに広範なアンケート調査を行い,データを詳細に分析し,内容をまとめた上で,学会論文誌に連名で投稿した。また,電子マネーの意識と普及についてもデータを分析し,学会論文誌に連名で投稿した。
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