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2006 年度 実績報告書

安曇野における滞在型グリーンツーリズムと地域活性化

研究課題

研究課題/領域番号 17530412
研究機関松本大学松商短期大学部

研究代表者

住吉 広行  松本大学松商短期大学部, 教授 (70187813)

研究分担者 山根 宏史  松本大学, 総合経営学部, 教授 (60367547)
益山 代利子  松本大学, 総合経営学部, 助教授 (10410440)
キーワードグリーンツーリズム / 地域活性化 / 産・官・学の連携 / 異業種交流 / 学生参加
研究概要

昨年度の実績を踏まえ、今年度は安曇野に観光客を集めるという視点から研究を進めた。
(1)エコ・ビレッジ講演会:環境に配慮したまちづくりと観光振興
エコツーリズムの理論的深化を図るために、海外での取組を学ぼうと、国際的に活躍されている方々によるシンポジウムを開催した(益山代利子氏が主に担当)。現在講演会の概要を翻訳し、公開する準備を進めている。
(2)安曇野でのUD観光を目指して:台湾からの身障者受け入れ
ユニバーサルデザイン(UD)化され、誰もが楽しめる観光地・安曇野を目指すために何が課題となるかを調査を行った。台湾から障害を持った方々が訪問するという機会を捉え、改善点を探った。宿泊、トイレ、輸送、言葉など多くの点が認識できた(尻無浜博幸准教授の協力を仰いだ)。これをもとに、松本市政施行100周年を記念した、松本UDネットワーク研究会(会長:住吉広行)が担当する行事において、報告発表する準備を進めている。
(3)美術をテーマとした観光振興の調査・研究:取手市/直島の視察
エコ・ツーリズムという視点では、安曇野にあるアートラインを安曇野観光に、もっと生かすにはどうすれば良いのかについて、他の取組からも学ぼうと視察を行った(山根宏文氏が担当した)。一つは取手市で、もう一つは直島である。
(4)安曇野市観光ネットワーク推進協議会顧問:観光プラン作成
昨年度から引き続き、安曇野市の観光による地域活性化の一翼を担う、協議会の顧問としての活動に加わった(住吉広行が担当)。ワーキング・グループでは、道祖神めぐりを中心にした、サイクリングマップの作成などに成果をあげている。また来年度は、安曇野市と松本大学の間で正式な協定を結んで協力していくことになった。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (5件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Conceptual Analysis of Pleasure Travel Motivations2007

    • 著者名/発表者名
      益山 代利子
    • 雑誌名

      松本大学研究紀要 5

      ページ: 43-52

  • [雑誌論文] 観光と健康の連携で人材を育成する2007

    • 著者名/発表者名
      住吉 広行
    • 雑誌名

      ユニバーサルデザイン 22

      ページ: 100

  • [雑誌論文] まつもとユニバーサルデザインネットワーク研究会2007

    • 著者名/発表者名
      住吉 広行
    • 雑誌名

      ユニバーサルデザイン 22

      ページ: 106

  • [雑誌論文] 交通網の整備と観光振興 : 中央東線高速化による滞在型観光への影響2006

    • 著者名/発表者名
      益山 代利子
    • 雑誌名

      地域総合研究 松本大学地域総合研究センター 6

      ページ: 173-180

  • [雑誌論文] スキー場活性化に向けて-若年層のスキー志向調査と提言-2006

    • 著者名/発表者名
      山根 宏文
    • 雑誌名

      地域総合研究 松本大学地域総合研究センター 6

      ページ: 237-252

  • [図書] 安曇野の観光を考える集い 報告集2007

    • 著者名/発表者名
      住吉 広行
    • 総ページ数
      66
    • 出版者
      松本大学松商短期大学部

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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