研究課題
基盤研究(C)
1.従来型のケアマネジメント研修会参加者や当事者へのニーズ調査で、情報収集の具体的な方法、多様な視点からアセスメントを行う方法、具体的な標的目標を示したプランニングを作成する方法について技術習得が必要であると示された。2.英国ケンブリッジ州、オーストラリアのメルボルンとシドニーの精神保健サービスを視察し、統一されたケアマネジメントの手法であるケアプログラムアプローチ(CPA)や、在宅ベースの訪問支援、救急サービス、早期介入で行われているケアマネジメントについて情報を得た。3.鳥取県厚生事業団、鳥取県立精神保健福祉センター、鳥取県社会福祉協議会の協力を得て、障害者ケアマネジメント従事者研修会を企画し、ロールプレイを用いた面接技術、ケアマネジメントの理論、参加型の事例検討会を行った。多人数に効率よく技術研修を行うため、時間配分と作業内容を明示して構造的な研修プログラムを作成した。参加者のアンケートからは、包括的な理解ができ現場で利用できるという回答が得られた。4.精神障害ケアマネジメント実践研修を米子市で毎月開催し、1回あたり約15人参加を得た。各地域生活支援センターなどで実施できるように事例検討会の方法を定式化し、アセスメント、プランニング、モニタリングの手法を明確にして、誰が行っても同様の結果が導き出せるようにした。5.以上の結果をふまえ、構造的な研修プログラムの資料を作成し、司会者などグループの世話役(ファシリテータ)の役割を明確にした。この手法は、鳥取県内でのケアマネジメントに関する研修会に活用される予定である。
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