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2006 年度 実績報告書

日本的ソーシャルワーク・コミュニケーションの体系化と教育のあり方に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17530430
研究機関昭和女子大学

研究代表者

北本 佳子  昭和女子大学, 人間社会学部, 助教授 (30296363)

研究分担者 綾部 裕子  城西国際大学, 人文学部, 教授 (30117056)
キーワードソーシャルワーク / コミュニケーション / 比較文化 / 教育 / 言語学
研究概要

今年度は、年度当初の研究計画に従い、昨年度の研究成果の発表を行うとともに、新たな研究調査を実施して成果をあげた。まず、昨年度の研究成果の発表としては、北本が6月に日本社会福祉実践理論学会第23回大会で、「ソーシャルワークにおけるコミュニケーション-その意義と実際と課題-」と題して、社会福祉実践現場におけるコミュニケーション研究の意義と実態分析について発表した。また、10月には香港中文大学で開催された第7回国際日本研究・日本語教育シンポジウムにおいて、北本はソーシャルワーク研究の立場から、綾部は言語学研究の立場から、文化比較の視点をからませて、ソーシャルワークにおけるコミュニケーション教育のあり方について発表を行った。(具体的な内容は、裏面の研究成果に記載した予稿集にまとめて公表。)
また、今年度の新たな研究調査としては、海外におけるソーシャルワークのコミュニケーション教育がどのようになっているのかを明らかにするため、8月にカナダ(オタワ)にあるカールトン大学に行き、インタビュー調査と資料収集を行った。その結果について、北本が日本の教育(教科書)との比較において裏面に記載した論文にまとめたほか、綾部はそこでの調査研究をふまえつつ、言語学、コミュニケーション論研究の立場から、ソーシャルワークにおけるコミュニケーションのデータ分析の方法やその援用・応用のあり方について、裏面に記載した論文にまとめた。そのほか、北本が中心になって年間を通して行った社会福祉現場へのフィールドワークについては、現在も継続中で、その成果は来年度に行う予定である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件)

  • [雑誌論文] 日本のソーシャルワーク教育におけるコミュニケーションの位置と課題2007

    • 著者名/発表者名
      北本 佳子
    • 雑誌名

      昭和女子大学学苑(人間社会学部紀要) 第796号

      ページ: 24-31

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 言語学・隣接分野とコミュニケーション2007

    • 著者名/発表者名
      綾部 裕子
    • 雑誌名

      城西国際大学人文学部紀要 第15号第2号

      ページ: 1-19

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 日本におけるソーシャルワーク・コミュニケーションに関する一考察-日本の文化と社会にあった教育のあり方を求めて-2006

    • 著者名/発表者名
      北本 佳子
    • 雑誌名

      第7回国際日本研究・日本語教育シンポジウム 予稿集

      ページ: 120-125

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 査読あり
  • [雑誌論文] Japanese Communication Style : Discussion on Some Key Concepts2006

    • 著者名/発表者名
      Hiroko Ayabe
    • 雑誌名

      第7回国際日本研究・日本語教育シンポジウム 予稿集

      ページ: 152-157

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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