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2007 年度 実績報告書

老親介護を行う労働者の不適切処遇及び高齢者虐待の予防と援助に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17530433
研究機関日本大学

研究代表者

山田 祐子  日本大学, 文理学部, 准教授 (90248807)

キーワード高齢者虐待 / 介護 / 高齢者福祉 / 社会福祉関係 / 社会福祉関係 / 労働 / ソーシャルワーク / 生活保護
研究概要

1文献調査と資料収集
本テーマに関する(1)内外の文献・資料、(2)日本国内の各地方自治体の高齢者虐待への取り組みに関する対応マニュアル、報告書等の最新の資料収集をし、分析を行った。
2高齢者虐待防止法下における課題についての調査
「通報制度に関するアンケート調査」を実施した。質問紙を用いているが文章記述的調査である。
調査対象者:一般市民(若年世代および中高年世代)および福祉専門職
3地域包括支援センター、市町村等への郵送調査とその分析
老親等の高齢者介護を行う労働者の不適切処遇及び高齢者虐待の実態把握と分析のため、(1)地域包括支援センターと(2)市町村高齢者虐待防止対策推進主管課および(3)市町村生活保護主管課への郵送調査を行い分析中である。可能な限り最新で、かつ各機関におけるデータの集計が行われる時期がよいとの判断から、3月末日付けのデータを収集するため、翌年度回収となった。調査実施の際には市町村担当者に電話調査を行い、調査項目を作成した。
(調査対象機関)
(1)関東、関西の都市部および政令指定都市の地域包括支援センターおよび在宅介護支援センター機関:400か所程度*調査対象機関は、以前2回にわたり科学研究費補助金を交付された際に郵送調査を行った機関を選定した。(2)市町村高齢者虐待防止対策推進主管課(悉皆調査)(3)市町村生活保護主管課(悉皆調査)
4対応と支援に関する研修・教育プログラム、マニュアルの研究開発
本年度は東京都、日本社会福祉士会の本テーマについてのプロジェクトの参加の機会を得て、本研究の成果を反映させた研修・教育プログラムと教材を研究、開発した。介護支援協会においてプロジェクトの委員として「ケアマネージャーを対象とした高齢者虐待対応の予防,早期発見,早期対応マニュアル」とDVDを研究、開発した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 権利擁護のまちづくり-声なき声を聴け2008

    • 著者名/発表者名
      山田 祐子
    • 雑誌名

      介護保険情報 2

      ページ: 40-43

  • [学会発表] 高齢者虐待防止における通報システムの課題に関する調査研究2007

    • 著者名/発表者名
      山田 祐子
    • 学会等名
      第4回日本高齢者虐待防止学会横浜大会
    • 発表場所
      関東学院大学金沢八景キャンパス
    • 年月日
      2007-07-07
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [図書] ケアマネージャーを対象とした高齢者虐待対応の予防, 早期発見, 早期対応マニュアル2008

    • 著者名/発表者名
      山田 祐子
    • 総ページ数
      100
    • 出版者
      日本介護支援協会
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [図書] 高齢者虐待対応・権利擁護実践ハンドブック2008

    • 著者名/発表者名
      山田 祐子
    • 総ページ数
      240
    • 出版者
      法研

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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