| 研究分担者 |
浅井 美千代 千葉県立衛生短期大学, 第一看護学科, 准教授 (20212467)
小櫃 芳江 聖徳大学, 短期大学部, 教授 (20233611)
西方 規恵 白梅学園短期大学, 福祉援助学科, 准教授 (60341898)
川元 克秀 埼玉大学, 教育学部・生涯学習課程, 准教授 (70291135)
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| 研究概要 |
1 Per Halvor Lundeの思想と技術の啓蒙活動(本・DVDの出版、セミナーの実施、学会発表)
Per Halvor Lundeの著書を翻訳し中央法規出版から出版。Per Halvor Lunde監修、移動・移乗技術研究会編集協力による基本技術のDVDを中央法規出版から出版。またPer Halvor Lundeによるセミナーを3回実施(延べ180名が参加)。移動・移乗技術研究会によるセミナーを3回実施(延べ80名が参加)。学会発表1回。いずれも、Per Halvor Lundeの思想と技術に対する高い関心と評価を得た。
2 移動・移乗技術研究会のホームページ(http://www.ijyoken.com)を開設し、Per Halvor Lundeの技術と思想を紹介。
3 平成17年6月から平成19年12月まで21回に亘り、千葉県の組合立国保成東病院(350床)の看護部と研究協力をし、Per Halvor Lundeの思想と技術を学び、事例検討を継続して実施した。看護現場に技術の定着が図られ、介助者の腰痛が軽減すると同時に、要介護者側の活動性が高まったとの声が多く寄せられた。
4 組合立国保成東病院の看護師らを対象にした縦断調査を3回に亘り実施した。その結果、「持ち上げない移動・移乗技術」は,働く側のモディベーションの向上に,少なくない影響を及ぼす可能性が示唆された。また介護者側のみならず,要介護者側にとっても有用な技術である可能性が低くないことが示唆された。この技術が役に立つと実感されやすいのは,「重心の上下移動が大きな介助」というよりも,「すべらせる介助(摩擦部位の摩擦係数を下げてすべるように移動・移乗する介助)」である可能性が高いことが示唆された。
5 福祉用具の開発と販売:藤倉航装株式会社と共同開発したスライディングシート"するーと"を、2007年2月から販売し、ユーザーから高い評価を得ている。"するーと"のホームページ(http://www.suruto.jp)
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