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2006 年度 実績報告書

undecided型の進路未決定者に対する意思決定支援プログラムの開発と評価

研究課題

研究課題/領域番号 17530475
研究機関滋賀大学

研究代表者

若松 養亮  滋賀大学, 教育学部, 助教授 (50273389)

キーワード進路未決定 / 意思決定支援 / 大学生
研究概要

昨年度の量的調査、面接調査に基づいて、進路未決定者への個人単位の支援・介入を行った。その過程と結果から把握できた未決定者の特徴は以下の通りである。
1.彼らは自分にもっともフィットする選択肢を探していながら、そのイメージは曖昧で、さらなる選択肢を探索することに対して気後れしている。
2.彼らにとって魅力的な選択肢とは非常に限られており、また採用の実現可能性、あるいは残された時間からみて、非現実的なものである。
3.外的要因として、彼らは往々にして多忙であることが挙げられる。進路を探索・思考するのに必要な機会や時間は得てして後回しになる。
4.彼らは自身の進路意思決定に真摯であるものの、「どんな進路が私に最もマッチしているか?」、「私はその仕事に就く資質があるのか」といった問題にとらわれてしまう傾向にある。
以上の知見を元に、今年度は複数の未決定者に対して一斉に行うガイダンスのプログラムを作成する計画である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 大学生の進路未決定者における困難さ・再考 -高木・都筑氏のコメントに対するリプライ-2007

    • 著者名/発表者名
      若松養亮
    • 雑誌名

      青年心理学研究 18

      ページ: 118-123

  • [雑誌論文] 教員養成学部生における進路探索行動と意思決定の関連 -11月時点の3年次生を対象に-2007

    • 著者名/発表者名
      若松養亮
    • 雑誌名

      滋賀大学教育学部紀要(教育科学) 56

      ページ: 139-149

  • [雑誌論文] 大学3年秋における進路意思決定と入学時状況との関連2007

    • 著者名/発表者名
      若松養亮
    • 雑誌名

      滋賀大学教育学部教育実践総合センター紀要 15

      ページ: 129-136

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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