• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2006 年度 実績報告書

学部生・院生集団の継続的な公立学校参画活動に基づく教員養成カリキュラムの開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 17530561
研究機関静岡大学

研究代表者

菅野 文彦  静岡大学, 教育学部, 教授 (30216288)

研究分担者 梅澤 収  静岡大学, 教育学部, 教授 (90223601)
高橋 洸治  静岡大学, 教育学部, 教授 (20022204)
山崎 準二  静岡大学, 教育学部, 教授 (50144051)
藤原 文雄  静岡大学, 教育学部, 助教授 (80324325)
石上 靖芳  静岡大学, 教育学部, 助教授 (50402227)
キーワード教育学 / 教員養成 / 実践参画型授業
研究概要

本研究は、すでに5年間とりくんできた学生らによる静岡市立富士見小学校への訪問・実践参画活動を深化・進展させ、この活動を軸とした教員養成カリキュラムの開発を課題とするものである。今年度における主要な進展としては、1.訪問期間・時間帯の拡大、2.訪問記録ネットワークの高度化、3.「ふり返り」の充実などがあげられる。
1.一部で新たに前期(5月)からの、また午前中からの訪問を試行し、学生の参画体験の量・質の充実をはかった。ただし、それに伴って学生の学級配属が流動化・不安定化するなど、新たな課題も生じた。
2.訪問記録共有の機働性や流通範囲を高め広げるための電子化・ネットワーク化は、本年度も大学内に限定して実施し、新たにWikiシステムを導入・活用するなどして主に学生間での記録の相互参照や助言・議論を促進した。
3.一部の大学授業科目における学校訪問との連動の試みを継続しつつ、「ふりかえりの会」の回数や富士見小教頭・教員らの参加機会を増やすなど、「ふり返り」の強化をはかった。また、来年度に向けて、こうした「ふり返り」の質を高度化するための幾つかの課題が発見・確認された。
4.なお、研究成果の一部を日本教育大学協会の研究集会(10月)で報告するとともに、教員養成カリキュラム開発のための情報収集にも努めた。また年度末には、訪問活動の記録や考察等からなる報告書(第6号)を刊行した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (6件)

  • [雑誌論文] 富士見小学校への訪問・参加体験活動の概要2007

    • 著者名/発表者名
      菅野 文彦
    • 雑誌名

      静岡市立富士見小学校訪問報告書〜大学生の学校参画を考える〜 第6号

  • [雑誌論文] 訪問・参加体験活動における学生の学びについて2007

    • 著者名/発表者名
      高橋 洸治
    • 雑誌名

      静岡市立富士見小学校訪問報告書〜大学生の学校参画を考える〜 第6号

      ページ: 186-186

  • [雑誌論文] 06年度富士見小報告書に寄せて2007

    • 著者名/発表者名
      山崎 準二
    • 雑誌名

      静岡市立富士見小学校訪問報告書〜大学生の学校参画を考える〜 第6号

      ページ: 187-191

  • [雑誌論文] 教員養成カリキュラムから見た可能性2007

    • 著者名/発表者名
      梅澤 収
    • 雑誌名

      静岡市立富士見小学校訪問報告書〜大学生の学校参画を考える〜 第6号

      ページ: 192-193

  • [雑誌論文] ふりかえりの会の充実に向けて2007

    • 著者名/発表者名
      藤原 文雄
    • 雑誌名

      静岡市立富士見小学校訪問報告書〜大学生の学校参画を考える〜 第6号

      ページ: 194-194

  • [雑誌論文] 訪問参加報告を電子化して共有する試み-2年目のチャレンジ-2007

    • 著者名/発表者名
      益川 弘如
    • 雑誌名

      静岡市立富士見小学校訪問報告書〜大学生の学校参画を考える〜 第6号

      ページ: 199-201

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi