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2007 年度 実績報告書

わが国の新教育・文化教育学における神智学的思想の影響とナショナリズムとの関係

研究課題

研究課題/領域番号 17530583
研究機関広島大学

研究代表者

衛藤 吉則  広島大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (60270013)

キーワード神智学 / 新教育 / シュタイナー教育思想 / ナショナリズム / モンテッソーリ
研究概要

本年度は、課題研究の集大成として成果を様々な形で公表した。
まず、単著の著作として博士論文『シュタイナー教育思想の理論構造と日本的受容に関する研究』(広島大学提出)、共著の著作としては、『教育と倫理』(ナカニシヤ)、『応用倫理学事典』(丸善)を著し、単著論文としては、「モンテッソーリ教育思想にみる神智学的なパラダイムーシュタイナー教育思想との接点」『モンテッソーリ教育』(第39号:モンテッソーリ教育学会紀要)、「『垂直軸』の人間形成モデルとしてのシュタイナー教育思想」『近代教育フォーラム』(第16号:教育思想氏学会紀要)を公刊した。
また、研究発表としては、2007年4月23日に「現在の教育と倫理学」(西日本応用倫理学研究会)、同6月6日に「教育と倫理学」(広島大学付属三原小学校)、同10月4日に「仙〓の□△○図について」(NHK教育「新日曜美術館」)、同11月24日に「教育の問題を哲学の視点から考えてみませんか?」(広島大学大学院文学研究科主催「21世紀の人文学講座」-現代に生きる哲学-)、2008年3月22日に「仙〓書画の意味と魅力」(福岡市美術館)というタイトルのもとに、神智学的パラダイムをもつシュタイナー思想や仙〓の禅思想や倫理的な物の見方を提起した。また、3月26日に中国の長江師範学院で「日本的思考のパラダイム」、同29日に重慶大学で「自由主義の教育と日本的思考」と題する招待講演をおこなった。
『わが国の新教育・文化教育学における神智学的思想の影響とナショナリズムとの関係』(文部科学省科学研究費基盤研究(C)(2):平成17-19年度)については、博士論文に加筆する形で完成させている。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 「垂直軸」の人間形成モデルとしてのシュタイナー教育思想2007

    • 著者名/発表者名
      衛藤吉則
    • 雑誌名

      近代教育フォーラム 第16号

      ページ: 165-168

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 査読あり
  • [雑誌論文] モンテッソーリ教育思想にみる神智学的なパラダイムーシュタイナー教育思想との接点2007

    • 著者名/発表者名
      衛藤吉則
    • 雑誌名

      モンテッソーリ教育 39号

      ページ: 50-68

    • 査読あり
  • [学会発表] 現在の道徳教育と倫理学2007

    • 著者名/発表者名
      衛藤吉則
    • 学会等名
      西日本応用倫理学研究会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      2007-04-23
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [図書] 倫理学と教育2008

    • 著者名/発表者名
      衛藤吉則
    • 総ページ数
      107-134
    • 出版者
      ナカニシヤ出版

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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