| 研究課題/領域番号 |
17530589
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| 研究機関 | 聖徳大学 |
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研究代表者 |
是澤 博昭 聖徳大学, 人文学部, 講師 (60348430)
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| 研究分担者 |
湯川 嘉津美 上智大学, 総合人間科学部, 教授 (30156814)
広田 照幸 日本大学, 文理学部, 教授 (10208887)
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| キーワード | 教育学 / 幼児教育史 / 教育社会学 / 児童文化 |
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| 研究概要 |
幼稚園の性格を地域社会との関係から分析するために、総合的な資料調査を行い、これまでの調査結果を検討・整理した。
1、土浦市の行政文書をはじめとする周辺部の総合的な資料調査
幼稚園入園者の親の社会階層・職業・経済状況の変遷などを総合的に分析するために、関連資料(土浦市の社会的・文化的状況等を含め、行政文書をはじめとする周辺部の郷土資料の発掘など)の収集を行なった。
2、土浦幼稚園の所蔵資料の整理と目録作成
研究協力者土浦市立博物館学芸員宮本礼子とともに同幼稚園の教具・文書・写真等の総合的な調査を実施し、目録を作成し、解題をつけた。その成果は、宮本が土浦市史資料目録に発表した。また、土浦市立博物館の展示改修にともない、常設展示に同幼稚園の歴史的意義を反映させた。
3、土浦幼稚園と同時期に設立した幼稚園の調査
茨城県および、明治10年代前期設立された長野県松本幼稚園・栃木県桐生幼稚園の調査をおこなった。
前者は、明治期の恩物を中心とする教具の調査をはじめて実施し、土浦幼稚園のとの関連性に、教材・教具の側から考察する基礎的基盤を形成した。また後者は、内部資料の収集をおこない、土浦幼稚園設立時期に関連する明治前期の資料を発掘することができた。
4、分析考察及び研究成果の公表
これまでの調査結果を整理・検討し、地域社会における幼稚園教育の機能を分析し、各自研究成果の一部を発表した。
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