研究課題
平成18年度までの保育専門職の学習に関する理論研究、他職種の研修システムの研究、全都道府県及び政令指定都市における保育者の研修における課題についての調査等の成果を踏まえて、以下の諸点について明らかにした。1)保育者のキャリア発達に関する理論的研究をまとめ、保育者の成長過程について明らかにした。2)看護師、社会福祉士等他職種の研修体系について調査し、保育者の研修体系への示唆を得た。3)養成から現職研修を見通した参画型のキャリア発達プログラムを開発する。4)開発されたプログラムを用いて、試行的に、保育現場で研修を実施し、質問紙調査と聞き取り調査をもとに分析し、その有効性を明らかにした。5)保育者のキャリア発達において、さまざまな経験年数、学生と保育者、保育士と幼稚園教諭といった人の間に協同的な学びを促すような研修の有効性が明らかになり、ナレッジ・マネジメントの観点から保育者間の学び合いを理解する可能性が示唆された。
すべて 2007
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