研究課題/領域番号 |
17530609
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
森下 稔 東京海洋大学, 海洋工学部, 助教授 (60300498)
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研究分担者 |
鈴木 康郎 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 助手 (10344847)
カンピラパーブ スネート 名古屋大学, 大学院国際開発研究科, 講師 (90362219)
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キーワード | タイ / 基礎教育改革 / カリキュラム開発 / 実証的研究 |
研究概要 |
(1)資料・文献の収集・整理・分析 研究テーマに関連のある資料を収集した上で、本年度までに研究代表者・分担者それぞれが所蔵するタイ語文献を整理するため、研究補助者を雇いあげてデータベース構築を行った。また、カリキュラム開発関係図書を購入した。 (2)研究会の開催 第1回研究会を7月28-29日に東京海洋大学で開催し、全体研究計画の確認、本年度の具体的研究計画を行った。第2回研究会を11月2-4日に名古屋大学で開催し、海外共同研究者のChantana Chanbanchong氏を招聘して研究テーマに関する講演を実施し、さらに現地調査計画を立案した。第3回研究会を3月26日にナレスワン大学で開催し、本年度の研究成果を確認するとともに、次年度の研究計画を立案した。 (3)タイにおける調査の実施 研究代表者・研究分担者・海外共同研究者による合同調査を3月21-31日に実施した。調査対象は、パヤオ県第1教育地区委員会事務局、パヤオ県内初等学校2校・中等学校1校、ウッタラディット県内初等学校1校、ピサヌローク県内初等学校3校・中等学校1校、ピチット県内初等学校1校・中等学校1校、ナレスワン大学教育学部、ラーチャパット大学ピブンソンクラーム校教育学部である。これにより、「学校を基盤とするカリキュラム開発」の実態を調査した。 (4)成果発表 11月26-27日に開催された九州教育学会第57回大会において、森下稔「タイにおける基礎教育カリキュラム改革の理念と実施体制」の研究発表を行った。
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