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2005 年度 実績報告書

算数、理科、ものづくりに根ざす小学校教師教育教材の研究

研究課題

研究課題/領域番号 17530630
研究機関宮城教育大学

研究代表者

田幡 憲一  宮城教育大学, 教育学部, 教授 (00236720)

研究分担者 玉木 洋一  宮城教育大学, 教育学部, 教授 (90006479)
千葉 芳明  宮城教育大学, 教育学部, 教授 (40113881)
岡 正明  宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (50292355)
田端 輝彦  宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (80344745)
安藤 明伸  宮城教育大学, 教育学部, 講師 (60344743)
キーワード数学教育 / 理科教育 / 技術科教育 / 生物教育 / 物理教育 / 科学教育 / 教員養成 / 教師教育
研究概要

1 てこの取り扱いについて:「てこ(天秤)」の教師教育教材としての取り扱いを、教員養成大学の学生の意識を分析して検討した。(1)てこの重心が支点から引いた鉛直線上にくると釣り合う性質を持つ、(2)てこの性質を利用して計算機として考えることができる、などの事象が学生の問題意識の喚起に利用できることがわかった。
2 魚の血流を観察する教材の開発:メダカの稚魚の顕微鏡観察により、(1)心房から心室を経由して動脈に血液が送られること、(2)心臓からでた血液は最初に鰓に送られること、(3)血管には血流が逆方向である動脈と静脈があることが、明瞭に示せることがわかった。
3 教材植物花壇の運営とコンピューターゲームの開発:本学の学生を対象とした授業の一環として小学校生活科、理科の教材となっている植物を栽培する花壇を運営し、小学校教師教育の教材とした。
4 木工の実践的研究:ペン立てや筆入れ等の作成を通じた木工の学修に関する教師教育教材を、仙台市教育委員センターが主催した教員を対象とした研修会等を通じて実践的に開発した。
5 十進位取り記数法について:十進法位取り記数法は私たちの暮らしに深く馴染んでいるために、その原理に着目しずらいことも現実である。記数法の原理を学生に考えさせるために、n進法の計算をコンピューター上で行えるソフトを開発した。
6 小学校理科の重要性:1956年に連載を開始し現在も日本経済新聞に連載中の「私の履歴書」から科学者が執筆した文章を抽出し、『科学者がいつ科学に目覚めたか」『そのきっかけはなにか」を分析し、子どもが科学に触れる環境の整備が重要なことを理解させる、教師教育教材の基礎を作成した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 科学者たちはいつ科学に目覚めたか-日本経済新聞「私の履歴書」から-2006

    • 著者名/発表者名
      田幡憲一, 大草和也
    • 雑誌名

      日本生物教育学会 第80回全国大会研究発表予稿集

      ページ: 54

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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