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2007 年度 実績報告書

日本の伝統的文化の教材開発に関する実践的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17530661
研究機関兵庫教育大学

研究代表者

畑野 裕子  兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (80167585)

キーワード日本の伝統的文化 / 教材開発 / 日本舞踊
研究概要

本研究の目的は,「日本人としてのアイデンティティ」と「国際性」の視点から、日本の伝統的文化の価値を生かした教育改革を目指して、学校現場で実践可能な日本の伝統的文化に関する教材を開発し、実証的検討を試みることである。具体的には、日本の伝統的文化として日本舞踊を中心とした教材開発を試みるものである。
<平成19年度:「日本の伝統的文化」のプログラムによる実践と検証>
本年度の目的は、最終年度として、前年度までに得られた日本の伝統的文化やその教育に関する文献や資料、さらにその身体技法のメカニズム等の研究結果に基づいて、本研究者による芸道の求道者としてのコンセプトを総括して、教材開発を行い、それを実践して検証することであった。具体的には、「日本の伝統的文化」として代表的な日本舞踊を中心にして、日本の伝統的文化としての意義や、自己形成に関わる日本の伝統的精神性に関する身体技法を中心とした教材開発を行い、教育プログラムの試案を作成した。そして、その教育プログラム試案について、実際の教育現場において実践を試みた。さらに、そのプロダクトとして、生徒の自由記述による回答などを交えて、学習の成果を検討した。その際、本研究者による和文化の求道者としての体験的な省察を交えながら、総合的に試みた。
なお、これらの研究成果については、学会で発表したり、論文として投稿した。そして、最終的には、本研究の研究成果を報告書としてまとめた。
本研究で取り上げる「日本の伝統的文化」の教育の重要性は、その文化的な内容のみならず、その教育方法論自体が重要であり、伝統的な身体からの教育という価値ある教育に寄与すると考えられる。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 学校教育における日本の伝統や文化に関わる教育事業の動向と課題-「日本舞踊」の教育実践の事例的検討を交えて-2007

    • 著者名/発表者名
      畑野 裕子
    • 雑誌名

      日本教材学会研究年報 第18巻

      ページ: 69-76

    • 査読あり
  • [学会発表] An ethnographic study of a new approach to teaching of traditional Japanese dance in secondary and university dance classes2008

    • 著者名/発表者名
      Yuko, Hatano
    • 学会等名
      AIESEP(International Association for Physical Education in Higher Education)
    • 発表場所
      Chateraise Gateaux Kingdom Sapporo
    • 年月日
      2008-01-22
    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [学会発表] 体育科教育におけるダンス教材の開発(XIV)-日本の伝統・文化の視点から-2007

    • 著者名/発表者名
      畑野裕子
    • 学会等名
      日本教材学会第19回研究発表大会
    • 発表場所
      東京学芸大学
    • 年月日
      2007-11-10
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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