研究課題
基盤研究(C)
佐賀県立盲学校や佐賀県O中学の生徒にアンケート調査や聞き取りを行った。結果、生活スタイルや食習慣と自己管理スキル尺度の関連を調べたところ、朝食を食べる頻度が多いほど、計画性因子が高いことがわかった。佐賀県内幼稚園におけるアンケート調査の結果に基づき、食育の観点からみた幼児の生活習慣と親の知識・意識の関連を報告した。指導スキルは保育者の経験年数とともに上昇していた。また、視覚障害児や聴覚障害児の食育についても考察し、視覚障害、聴覚障害に関する基本的意見、特に調理や味覚、食卓のあり方をレビューした。病弱児の食育についても検討を進め、特に1型糖尿病の教育ニードについて報文としてまとめ、発表した。知的障害の予防について、先天性甲状腺機能低下症メススクリーニングについて報告した。母体ヨード摂取の点が食育と関連を持っていた。病弱教育に関する研究として、ornithine transcarbamylase deficiencyのたんぱく質摂取の問題を報告した。改正された学校教育法、教育職員免許法における5領域の障害カテゴリーに基づいて、それぞれのカテゴリーごとの食育のあり方について先行研究を収集した。また、改正法に対応した教員養成カリキュラムのあり方を検討し、報告した。障害児医療保障について、児童福祉法における小児慢性特定疾患治療研究事業の位置づけを報告した。特別支援教育のニードを持つ疾患に関する検討を行った。その結果、現在のDSM-IV-TRに関して問題定義を行った。仙台における学会発表では、基本的な高血糖対策が十分習得できている患者に対し、それ以上の低血糖対処スキル教育を行うには、個別に要因を分析し、対応策を検討する必要があることを述べた。
すべて 2007 2006
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)
日本消化器病学会雑誌 104巻12号
ページ: 1725-1757
12巻1号
ページ: 1-7
佐賀大学教育実践研究 第24号
ページ: 1-12
(The Japanese Society of Gastroenterology) Volume 104, Number 12
(Journal Of The Faculty Of Culture And Education Saga University) Volume 12, Number 1
The Journal of Studies on Education Practices(Saga University) Number24