研究概要 |
本年度の研究成果は以下の通りである。 1.17.18年度に実施した「保育所の3歳未満児を対象とした生活調査」の分析、考察を行った(一部、第60回日本保育学会にて発表、詳細を保育と実践の研究Vol.12、No.4 2008に発表した)。 2.日本国内における家庭的保育をめぐる施策についての資料収集をするとともに、足立区の家庭福祉員の養成研修に講師として参加しながら、家庭福祉員になろうとする人たちの生の声を集めた。 3.17度に家庭福祉員を対象とした「家庭的保育における生活調査」を分析考察中である。一部を第61回日本保育学会で発表予定(20年5月19日・20日)である。 4.イギリスにおける家庭的保育(チャイルドマインダー)をめぐる保育行政と「家庭的保育」に関連する施設調査(17、18年度に実施したものについての補足調査:イギリスの保育施策はめまぐるしく変化している最中であるため):ロンドン市内のデイ・ナーサリーとナーサリースクールとチャイルドマインダーの現場観察・インタビュー及び資料収集を実施。チャイルドマインダーに関しては、カムデン地区のチャイルドマインダーを管轄している行政担当者に対する聞き取りを実施した(一部を聖徳大学短期大学部研究紀要に発表。さらに一部を聖徳大学児童学研究所「児童学研だより」No.29,30,31に発表した) 5.イギリスにおけるチャイルマンダーの資質向上のための研修Pealの全部(1日)に参加し、関係者にインタビューを実施、及び資料の収集をした。 6.3年間の調査資料を整理し、分析中である。
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