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これまでの研究において、スケール不変な超対称ゲージ理論における異常次元や超対称性の破れのパラメータのくりこみ群的様相について調べ、階層性問題などの現象論的模型の考察への応用を試みてきた。スケール不変な超対称ゲージ理論には双対性と呼ばれる性質があるが、これまでの研究の発展として、超弦理論と関連して考察されている特殊なゲージ理論における、Dualitycascade(双対性の連鎖)と呼ばれる特異な現象における、超対称性の破れのパラメータのくりこみ群的様相について調べた。その結果、破れのパラメータは連鎖を繰り返すと共に指数関数的に減少することを示した。
そのほか、標準理論の拡張の研究と関連して、宇宙のバリオン数生成を説明するようなヒッグスセクターの新しい拡張の可能性についての研究も行なった。
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