研究概要 |
磁性薬剤を磁性流体で,血液を清水でそれぞれ模擬し,水流中で磁性液滴を磁気力により捕獲し,一箇所に保持することを試み,関連する諸問題を解明するため次の事項について実験を行った1.磁性液滴の磁気力による捕獲水中を落下する磁性液滴を磁気力によって捕獲することを試み,磁気力の強さ,液滴の大きさ,濃度による捕獲可能の限界,捕獲時の液滴の軌跡,速度の変化,形状の変化などを調べた。2.水流中における液滴の集中・保持磁性液滴の大きさ,外部印加磁場の強さを変え,水中において保持された液滴形状の変化,スパイクの発生状況,スパイクの水流による運動などを調べた.3.磁性液滴形状の界面性状による変化水中における表面張力やエマルジョン表面の張力,液滴体積により液滴形状が変化すると予想されるため,その基礎研究として磁性液面上に種々の性状の膜を形成し,スパイク発生に対する強さ,磁気の強さによる形状変化などを調べた.
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