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2006 年度 実績報告書

低重力空間での液体と宇宙構造物の動的非線形挙動

研究課題

研究課題/領域番号 17560200
研究機関大阪府立大学

研究代表者

千葉 正克  大阪府立大学, 工学研究科, 教授 (10179955)

キーワード機械力学 / 航空宇宙工学 / 微小重力 / 液滴
研究概要

本研究では、低重力空間における宇宙構造物と付着液体の動的非線形挙動問題を、実験と理論解析により解明する。本年度は、構造物と液体の連成する非線形挙動を解明する為に、次に示す2つの項目に対して、それぞれの非線形(又は線形)挙動を解明した。
A宇宙構造物モデルの非線形挙動実験
宇宙構造物モデルを長さ約2.4mの紐で天井から吊るし、擬似的な宇宙空間の創設し、電磁力によって加振するシステムを構築して実験を行った。
試験モデルは、人工衛星本体を球状カプセルに、太陽電池パドルを柔軟梁としてモデル化し、その応答を小型加速度計で測定した。
B薄肉弾性板と付着液滴の非線形連成振動実験
液滴として水を用い、薄肉弾性矩形板に付着した連成システムで予備的実験を行った。一般に液滴が付着すると板の振動数は低下するが、付着する位置により、増大する場合があることが分かった。また、非線形振動系に特有な、分数調波共振応答も観測された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Coupled Free Vibrations of a Cantilever Plate with Attached Liquid Drop2006

    • 著者名/発表者名
      M.Chiba, T.Miyazawa, H.Baoyin
    • 雑誌名

      J. Sound & Vibration Vol.298(1-2)

      ページ: 257-279

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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