研究課題
基盤研究(C)
セラミック圧電材料による超音波モータはロータとステータとが接触して回転するため惰性による空転がなく、駆動機械インピーダンスが極めて高いことを特徴とする。本研究はこれを用いたまったく新しい構成のスピーカに関する。ここ10年ほどの期間、スピーカの用途は多様化の-途をたどっている。従来の電磁変換原理によるスピーカでは改良に本質的な限度がある用途にまで応用が要求されるようになっており、満足に対応できない例が顕在化している。特に低周波数大出力の動作に対する不満が大きい。この研究はこうした現状を打破するため、超音波モータを用いてコンパクトかつ高度なコントロールの可能なスピーカ駆動系を実現することによって、およそ1kHz以下の帯域で安定かつ大振幅動作の可能なスピーカを提供するものである。期間内の数種の試作検討と理論解析より、超音波モータの連続回転速度をオーディオ信号で変調することにより振動板の駆動力を発生させる構成を発明し、実用性が高いことを確かめた。さらに2つのモータを強調回転させる構成により軽量コンパクト化と駆動力の増加を達成し、実用化につながる設計資料を得た。
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