研究課題
1.調査:関連技術(LSIの低消費電力化・高性能化技術、高速信号処理技術、動画像高圧縮技術、固体撮像素子の構成・性能・製造方法、LSIの低消費電力化・高性能化技術、等)を調査して、長所・短所を洗い出した.2.研究:これまでに開発した(1)「2ステップ中断法」動きベクトル検出(ME)アルゴリズムおよび(2)動きベクトル検出ウィンドウを適応的に設定し、画素を適応的に間引き、処理量を大幅に削減する圧縮技術、に改良を加えた「マルチステップ中断法」MEアルゴリズムを開発した.最も画質が良いと言われている全探索法MEアルゴリズム並みの画質が得られることを確認でき、処理の高速化(全探索法MEアルゴリズムの50・100倍以上)も達成した.プロセッサの消費電力を従来の約1/10^5(数10mW)以下に低減できることが確認できた.3.研究:貫通電流削減のための新回路アーキテクチャを開発して、消費電力を従来の1/2以下に削減できた.4.設計・試作・評価:「マルチステップ中断法」MEアルゴリズム、新アーキテクチャ、新電界緩和回路を採用したLSIチップ(動きベクトル検出回路、メモリ、等)を0.18-μm、90-nm CMOS技術と購入した設備を用いて設計した.
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