研究課題
基盤研究(C)
研究:HDTV並のデータを帯域が極めて狭い伝送路でワイアレス通信するために、新しい発想に基づく動きベクトル検出アルゴリズムを開発した.つまり「動きベクトルが更新されない回数が、適応的に設定された回数に達したときに、動きベクトル検出を停止する」ことが出来るMEアルゴリズムを開発することができた.これにより信号処理量を大幅に削減することができた。この結果、動画像符号化プロセッサの消費電力を約20μWまで低減できた.研究:提案した各種リーク電流低減回路技術を改良して、LSIの待機時、動作時に合わせて適応的に制御できる回路技術を確立した.本回路を適用したSRAM、動きベクトルプロセッサを設計・試作・評価し、有効性を実証した.研究:動画像符号化プロセッサ、SRAM、電圧・周波数適応制御回路、最小値検出回路、等の各個別回路の小型化、低消費電力化できる技術を確立した.また、機能面での飛躍的な充実を図った。これらの異種回路を統合化する時に必要な技術を確立した.LSIの設計・試作:上記を考慮して、動画像符号化プロセッサ、SRAM、電圧・周波数適応制御回路、最小値検出回路、等を90-nm CMOS技術を用いて設計・試作した.LSIの評価:試作したSRAM、電圧・周波数適応制御回路、最小値検出回路を評価した.消費電力はそれぞれ1.43μW、0.31μW、0.7μW、で、従来の0.5%に削減する事が出来た.
すべて 2007 2006 2005
すべて 雑誌論文 (39件) 産業財産権 (1件)
Proc. of 12th Asia and South Pacific Design Automation Conference (ASP-DAC'200 )
ページ: 12-127
電子情報通信学会技報 ICD2006-200
ページ: 19-24
電子情報通信学会技報 ICD2006-201
ページ: 25-30
電子情報通信学会技報 ICD2006-216
ページ: 37-42
電子情報通信学会技報 ICD2006-219
ページ: 55-60
信学総合大会講演論文集 C-12-5
ページ: 84
信学総合大会講演論文集 C-12-6
ページ: 85
Proc. of 1 th Asia and South Pacific Design Automation Conference (ASP-DAC'2006),
IEICE Tech. Report ICD2006-200
IEICE Tech. Report ICD2006-201
IEICE Tech. Report ICD2006-216
IEICE Tech. Report ICD2006-219
IEICE National Conf. C-12-5
IEICE National Conf. C-12-6
IEICE Tran. on Electronics E89-C, no. 3
ページ: 271-279
Proc. of 11th Asia and South Pacific Design Automation Conference (ASP-DAC'2006)
ページ: 90-91
信学総合大会講演論文集 AS-2-1
ページ: S-15-S-16
信学総合大会講演論文集 AS-2-3
ページ: S-19-S-20
信学総合大会講演論文集 AS-2-4
ページ: S-21-S-22
電子情報通信学会技報 ICD2006-94
ページ: 87-92
第10回システムLSIワークショップ、予稿集
ページ: 247-250
IEICE Tran. on Electronics E89-C, no.3
Proc. of International Symposium on Circuits and Systems (ISCAS'2005)
ページ: 1678-168
Proc. of 1lth Asia and South Pacific Design Automation Conference (ASP-DAC'2006)
IEICE National Conf. AS-2-1
IEICE National Conf. AS-2-3
IEICE National Conf. AS-2-4
IEICE Tech. Report ICD2006-94
IEICE 10th Workshop on System LSIs
Japan Patent, Pending No. 2006-110236
ページ: 1678-1681
電子情報通信学会技報 ICD2005-79
ページ: 73-78
電子情報通信学会技報 ICD2005-81
ページ: 85-88
電子情報通信学会技報 ICD2005-94
ページ: 71
電子情報通信学会技報 ICD2005-194
ページ: 13-18
IEICE Tech. Report ICD2005-79
IEICE Tech. Report ICD2005-81
IEICE Tech. Report ICD2005-94
IEICE Tech. Report ICD2005-194