| 研究課題/領域番号 |
17560411
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| 研究機関 | 八戸工業大学 |
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研究代表者 |
庄谷 征美 八戸工業大学, 工学部, 教授 (80006684)
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| 研究分担者 |
月永 洋一 八戸工業大学, 工学部, 教授 (60124898)
阿波 稔 八戸工業大学, 工学部, 准教授 (10295959)
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| キーワード | 土木材料 / コンクリート / 凍害 / スケーリング / 耐久性評価 |
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| 研究概要 |
わが国では、スケーリング抵抗性を評価するための基準となる試験法は定められていないことから、海外で規準化されているASTM C672法およびRILEM CDF法を対象とし、スケーリング発生性状や試験の汎用性、および簡易的なスケーリング試験法について検討し、以下の成果を得た。
1.試験法の相違によるスケーリング性状
ASTM法およびRILEM法によるスケーリング量およびその変動係数には相違が生じることが認められ、スケーリング量の相違には、試験溶液の供給方法の違いが大きく影響し、凍結融解試験開始初期のスケーリングの発生量に支配される様相が認められた。
2.スケーリング試験法の汎用性
RILEM法は、試験体作製、試験日数、試験装置の面から汎用性が高く、わが国で実施するスケーリング試験法として適していると思われる。
3.簡易的なスケーリング試験法の提案
家庭用冷蔵庫を用いてASTM法およびRILEM法に準拠した簡易スケーリング試験を実施し、簡易法においてもASTM法およびRILEM法と同様なスケーリング性状を得られることが認められた。
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