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2005 年度 実績報告書

PBLの手法を用いた構造工学学習システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 17560434
研究機関金沢工業大学

研究代表者

西田 進  金沢工業大学, 環境・建築学部, 教授 (90064469)

キーワード構造工学 / 設計工学 / 教育工学
研究概要

申請者は、(1)工学専門実験・演習I「はりの強度とデザイン」で90cm「バルサ材橋梁モデル」を製作し技術・デザイン・コストを競うコンテスト「犀川に橋を架ける」を土木工学科3年生に実施している。これを新カリキュラムの環境土木工学専門実験演習Iとして、より自由度の高い不静定構造物の設計へとフレッシュアップを図るため新しい「実験指導書」を執筆した。それは個人企画書「犀川に橋を架ける」をまず作成し、次にチームで個々の企画書の長所・短所を検討し、チームとしての企画書を作成・提出し、最後に、ブリッジを製作させるものである。
次に、(2)「専門プロジェクト科目」である「工学設計III」の「鋼橋モデル」を設計・製作・架設させるところの「ASCE鋼橋コンペ」を4年生に実施している。これは学部教育を総合し、橋梁工事の全工程を模擬体験させて、将来の「1級土木施工管理技士」に備えるものである。最新年度に対応した「ASCE鋼橋コンペ」を実施し、コンペ実施に関するデータを蓄積している。また設計計算の便宜を図るため「MSC/NASTRAN for Windows3.0解析マニュアル」を制作した。
最後に、(3)Web教材「構造の基礎」および「構造の基礎」(土木構造物のモデル化、反力の計算から断面2次モーメントの計算まで)を制作し学内に開放している。学生が場所・時間を問わずに勉強できるよう、かつ就職試験対策の便を図るためのものである。これに加えて、設計実務で使われている有限要素法(FEM)構造解析を学ぶためのWeb教材「土木解析学」を制作し、現在Wedに載せる作業を行なっている。
上記(1)から(3)を「PBLの手法を用いた構造工学学習システム」として連動させるべく、思案を重ねている。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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