研究課題/領域番号 |
17560551
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 講師 (20264096)
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研究分担者 |
小林 英嗣 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70002003)
坂井 猛 九州大学, 大学院・工学研究院, 助教授 (30253496)
小篠 隆生 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助手 (00250473)
斎尾 直子 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (80282862)
倉田 直道 工学院大学, 工学部都市デザイン学科, 教授 (40327721)
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キーワード | 大学 / キャンパス / マスタープラン / フレームワークプラン / 環境 / 連携 / 都市政策 |
研究概要 |
本年度(〜平成18年3月31日)における研究実績は、以下のとおりである。 1.米国東部および欧州の大学および隣接自治体に対するヒヤリング調査の実施 大学と都市との連携について、ケンブリッジ大学(英国)、ライデン大学、ユトレヒト大学(以上、オランダ)、コロンビア大学、ペンシルバニア大学、イエール大学、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学(以上、米国)および隣接する自治体に対するヒヤリング調査を実施し、両者の連携における最新情報を入手した。 2.米国の自治体による都市計画関連資料および環境政策に関する資料の収集 調査対象都市とするバークレー市、メルセド市、デービス市(以上カリフォルニア州)、シアトル市(ワシントン州)、デンバー市(コロラド州)、アムハースト(マサチューセッツ州)、ブラックスバーグ市(バージニア州)について、都市計画関連資料の収集をおこなった 3.キャンパス・マスタープランの構成と記述内容等の分析による特徴の把握と環境配慮に関する内容の抽出 準備調査において収集した海外の大学キャンパス・マスタープランについて、その構成と記述内容および掲載されている資料について比較分析をおこなうとともに、環境配慮に関する大学の方針や取組みについて明らかにした。なお、内容については、日本建築学会計画系論文集に掲載済みである。 4.国内の大学キャンパス計画に関する調査(意識調査とキャンパス計画書の収集および分析) 国内の大学におけるキャンパス計画について、計画組織の位置付けや構成の特徴と都市および地域と連携についての意識や活動実態について把握した。なお、日本建築学会建築計画委員会主催地域施設計画シンポジウム資料への投稿論文(掲載予定)において紹介している。 5.わが国の都市による都市計画資料(総合計画、都市計画マスタープラン)の収集とその分析 都市計画関連資料の収集とその分析により、大学との連携に関する都市側の姿勢や政策について明らかにするとともに、連携における可能性について考察した。
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