研究課題
基盤研究(C)
亜臨界二酸化炭素-水系液相粘性率を液相が存在しないときのブランク値を配慮して測定した。その結果、二酸化炭素-水系の液相粘性率は、常圧から5MPaまで単調に増加し、5MPaの二酸化炭素と平衡状態にある水の粘性率は常圧に比べて30%程度の増加が見られた。地下水中のVOCを抽出・回収するシステム構築に応用することを目的として、30℃以下の温度を中心とした臨界温度近傍の高圧二酸化炭素-トリクロロエチレン-水系の平衡を測定した。その結果をPatel-Teja状態方程式とWilson混合則を用いて整理した。高圧二酸化炭素-トリクロロエチレン-水系の物質移動のまとめとして、圧力の異なる2塔式高圧二酸化炭素-水系気泡塔型接触装置を作成した。この装置を用いて高圧接触装置で二酸化炭素相に抽出したVOCが低圧接触装置で水相中に濃縮されることが実験的に確認された。この結果を基に高圧二酸化炭素を用いた地下水中のVOC回収システムを構築した。
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