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2006 年度 実績報告書

船体構造部材の疲労強度のための海象モデルの設定に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17560713
研究機関東海大学

研究代表者

河邉 寛  東海大学, 海洋学部, 教授 (00384876)

キーワード海象 / 波浪荷重 / 荒天回避 / 波流追算 / 疲労強度 / シミュレーション
研究概要

船舶の遭遇する海象を嵐モデルによりモデル化することの妥当性を、ブイ観測データ、北大西洋の波浪追算データベースを解析する事により検証した。
(1)ブイ観測データ
北太平洋に展開しているNOAAの波浪観測ブイから、船舶の航路に近い3ヵ所の延べ32年間の有義波高の時系列観測値を取り出し、嵐の間の最大有義は高、持統時間の統計解析を行った。その結果、船舶の遭遇する嵐モデルと定性的にも定量的にも同様の結果が得られた。
(2)北大西洋の波浪追算データベース
ヨーロッパ中期天気予報センター(European Center for Medium-Range Weather Forecasts, ECMWF)がWeb上で提供している北大西洋の外洋波浪図から、3年間の6時間ごとのデータを用いて有義波高が5m以上の嵐の勢力範囲と移動速度の統計解析を行った。この結果からも、船舶が遭遇する嵐モデルと同様の結果が得られた。
以上の2種類の海象の観測データの解析から、本研究で提案している嵐モデルの妥当性が検証された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 波浪荷重の嵐モデルの検証とその応用2006

    • 著者名/発表者名
      河邉 寛
    • 雑誌名

      日本船舶海洋工学会講演論文集 第2K号

      ページ: 4

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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