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2005 年度 実績報告書

新たな環境資源評価法とエコトレイル整備計画による森林と人の共生

研究課題

研究課題/領域番号 17580124
研究機関東京大学

研究代表者

小林 洋司  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (00111394)

研究分担者 酒井 秀夫  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (70126069)
仁多見 俊夫  東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 助教授 (20192255)
キーワード環境資源 / エコトレイル / 林道 / 歩道 / 心拍数 / 景観 / 勾配
研究概要

本研究課題は、森林を木材生産のみならず、環境資源として森林での生活の潤いとか休養、レクリエーションなどの面での公益的機能に対して従来より用いられている貨幣価値による評価に代わる新しい手法を提示し、その上で具体的な「エコトレイル」の計画法を提示することである。森林基盤計画に当たって森林の利用形態別の区分法についてGIS、GPS等の手法により行った。「エコトレイル」の概念を決め、設計法を見いだすが、この研究については、仁多見俊夫による「森林エコツーリズムにおける環境資源の利用と機能発揮に関する研究」を行った。さらに本年いついては実際に、林内の歩道、車道、林道に於いて心拍計を装着し、心拍、距離、道の傾斜を記録した。さらにその関係について分析した。当然のことながら勾配の急な地点では心拍数が上がる。この組み合わせを考察し新たなるエコトレイルの設計を行う。この評価法が確立されればこれに基づいた「エコトレイル」の路網計画を策定する手法も開発が可能である。
この測定は、被験者の年齢、性別によって異なるがこの評価法について一定の見解を得ることが出来た。さらに、歩行時の周囲の景観、植生、によっても異なる。そのため新たなる評価方法の検討が必要になってくる。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 作業道の路体構造と支持力について、2005

    • 著者名/発表者名
      小林 洋司, 仁多見俊夫, 有賀 一広, 櫻井 倫, 杉浦直重
    • 雑誌名

      東京大学演習林報告 113号

      ページ: 241-256

  • [雑誌論文] 作業道の路体構造と支持力2005

    • 著者名/発表者名
      小林 洋司
    • 雑誌名

      林道 42・7

      ページ: 8-16

  • [図書] 森林利用学2006

    • 著者名/発表者名
      小林 洋司
    • 総ページ数
      161
    • 出版者
      東京大学大学院農学生命科学研究科森林利用学研究室

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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