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2005 年度 実績報告書

天然林の動態と環境保全機能

研究課題

研究課題/領域番号 17580126
研究種目

基盤研究(C)

研究機関京都大学

研究代表者

中島 皇  京都大学, フィールド科学教育研究センター, 講師 (40202212)

研究分担者 竹内 典之  京都大学, フィールド科学教育研究センター, 教授 (40026638)
酒井 徹朗  京都大学, 情報学研究科, 教授 (10101247)
山中 典和  鳥取大学, 乾燥地研究センター, 助教授 (20202385)
徳地 直子  京都大学, フィールド科学教育研究センター, 助教授 (60237071)
キーワード環境保全 / 天然林 / 動態 / 毎木調査 / 流量観測 / 流出リター
研究概要

林内気象・水文・水質の観測を行い,冬季にもスノーモービルを使用して月1回程度継続した。夏季の出水が、かなり多く、流出リター・流出土砂の回収及び選別に時間がかかった。また、今年度は降雪の時期が12月初旬になり、芦生でもかなりの豪雪になった。林道沿いでも多くの樹木が雪害を受けて幹折れ、幹割れ、根返りなどを起こしている。来年度には融雪後早い時期に、積雪被害調査を行う予定である。従来からの水文観測に加えて、河道内の天然ダムのチェックや渓流水の水質調査のためのサンプリングを行った。これらのデータも解析中である。この調査区としては、第3回目の毎木調査(枯死木・ギャップ・倒木の調査を含む)を5月に実施し、6月初旬に完成した。前回の調査(1999年)から6年間の間に風台風が襲来して京都府北部の森林は強風被害を何度か受けている。幽仙谷でも大きな樹木が数本纏まって根返りをしている箇所がかなりあって、同定作業に時間がかかった。毎木調査のみで3人1組、6班編成で6日ほど要した。樹木位置図作成のための調査をレーザー測距計とGPSレシーバーを併用して試みた。十分な精度が出ているかを現在検討中である。また、毎木調査データの野帳からコンピューターへのデータ入力を謝金を使用して行った。渇水時に量水堰(現有)の上流の滝の下にある枯死木・岩石・落枝・落葉用の柵及び堰と土砂溜め(現有)を改良を行う予定であったが、上述のように流出物の回収や選別に時間がかかったため、改良は不十分であった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 森林フィールドサイエンス2006

    • 著者名/発表者名
      小川滋他
    • 総ページ数
      169
    • 出版者
      朝倉書店

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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