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2006 年度 実績報告書

日アセアンFTAの実現可能性と農業部門への影響評価に関する計量分析

研究課題

研究課題/領域番号 17580200
研究機関東京大学

研究代表者

鈴木 宣弘  東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (80304765)

研究分担者 加賀爪 優  京都大学, 大学院農学研究科, 教授 (20101248)
前田 幸嗣  九州大学, 大学院農学研究院, 助教授 (20274524)
キーワード日アセアンFTA / 農業部門 / 計量分析
研究概要

本研究の目的は,日アセアンFTAに日本農業が組み込まれた場合の影響を定量的に評価するフレームワークを構築し,具体的な実証研究を行うことにより,日アセアンFTAに日本農業をどのように組み込むことが妥当かつ可能であるかということを検証し,農業関係者・一般国民・相手国に説明・理解を得るための検証資料を提供することである.
平成18年度に実施した研究は,次のとおりである.
1.日本とカンボジアについて,個別品目の生産費,生産者価格,輸出価格,小売価格等を比較するとともに,主要品目の生産,流通,消費構造を把握し,生産者への影響,自国全体の経済厚生,貿易の歪曲性,世界全体の経済厚生の変化を検証した.
2.日本とタイについて,個別品目の生産費,生産者価格,輸出価格,小売価格等を比較するとともに,主要品目の生産,流通,消費構造を把握し,生産者への影響,自国全体の経済厚生,貿易の歪曲性,世界全体の経済厚生の変化を検証した.
3.日アセアンFTAの分析に適用できるようなフレームワークに再構築された国際貿易の空間均衡モデルを用いてシミュレーションを行い,日アセアンFTAによるコメ貿易への影響を試算した.

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (6件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] WTOコメ交渉の日本戦略を提案する2006

    • 著者名/発表者名
      前田幸嗣, 狩野秀之
    • 雑誌名

      農林経済 9789

      ページ: 2-7

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] コメに対する直接支払いの政策効果2006

    • 著者名/発表者名
      前田幸嗣, 狩野秀之
    • 雑誌名

      農林経済 9796

      ページ: 2-5

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 東アジア共通農業政策の具体像は描けるか2006

    • 著者名/発表者名
      鈴木宣弘
    • 雑誌名

      農業と経済 72・4

      ページ: 81-92

  • [雑誌論文] WTO・FTAにおける輸出補助金廃止の実効性2006

    • 著者名/発表者名
      鈴木宣弘
    • 雑誌名

      農林経済 9773

      ページ: 2-12

  • [雑誌論文] WTO農業交渉プロセスの分析と対応戦略2006

    • 著者名/発表者名
      鈴木宣弘
    • 雑誌名

      週刊農林 1966

      ページ: 6-7

  • [雑誌論文] オーストラリアの食料戦略と貿易交渉スタンス2006

    • 著者名/発表者名
      加賀爪優
    • 雑誌名

      農業と経済 72・5

      ページ: 72-80

  • [図書] New Empirical Industrial Organization & the Food System2006

    • 著者名/発表者名
      Harry M.Kaiser, Nobuhiro Suzuki(eds)
    • 総ページ数
      357
    • 出版者
      Peter Lang Pub Inc

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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